Safariを使ってウェブサイトを閲覧しているとき、画像があるべき場所に何も表示されなかったり、不自然な余白だけが残っていたりすることはありませんか。楽しみにしていたブログの記事や、情報を得たいニュースサイトで画像が見られないと、非常に不便を感じるものです。このトラブルは、設定の不備や一時的なエラーなど、さまざまな原因で発生します。
iPhoneやMacの標準ブラウザであるSafariは、プライバシー保護や表示速度に優れていますが、その機能が影響して画像が読み込まれない場合も少なくありません。この記事では、Safariで画像が表示されない原因を突き止め、誰でも簡単に実践できる解決策を分かりやすく紹介します。一つずつステップを追って確認することで、元の快適なブラウジング環境を取り戻しましょう。
Safariで画像が表示されない主な原因とチェックポイント

ウェブサイトの画像が表示されないトラブルには、いくつかの共通した原因があります。まずは、ご自身の環境がどのような状況にあるのか、以下の項目を参考にチェックしてみてください。原因を特定することで、解決までの時間を大幅に短縮できます。
インターネット接続の不安定さによる読み込みエラー
画像が表示されない最も単純で、かつ頻繁に起こる原因は、通信環境の不安定さです。画像データはテキスト(文字)データに比べて容量が大きいため、電波が弱い場所や混雑しているフリーWi-Fiなどでは、テキストの読み込みは完了しても画像のダウンロードが途中で止まってしまうことがあります。
特に、移動中や地下などの電波が入りにくい場所では、画像の読み込みに失敗し、四角い枠だけが表示される現象がよく見られます。まずは、他のウェブサイトがスムーズに開けるかを確認したり、一度「機内モード」のオン・オフを切り替えて、通信をリフレッシュさせてみたりすることをおすすめします。
また、公共のWi-Fiスポットを利用している場合、通信制限がかかっていたり、ログイン認証が必要だったりすることもあります。Safariで画像が表示されないときは、一度Wi-Fiを切り、モバイルデータ通信で表示されるかどうかを確認するのが、原因の切り分けとして非常に有効な手段となります。
ブラウザのキャッシュや履歴の蓄積
Safariには、一度訪れたウェブサイトのデータを一時的に保存しておく「キャッシュ」という仕組みがあります。これによって、次に同じサイトを開いたときの表示速度を高速化しているのですが、このキャッシュデータが古くなったり、破損したりすると、画像の表示を妨げることがあります。
サイト側で画像が更新されたにもかかわらず、Safariが古いキャッシュを無理に読み込もうとしてエラーになるパターンです。長期間Safariの履歴やキャッシュを削除していない場合、不要なデータが蓄積され、動作全体が重くなったり、特定の画像が表示されなくなったりする可能性が高まります。
このようなケースでは、キャッシュのクリアが最も効果的な解決策です。ただし、キャッシュを消すと、ログイン中のサイトからログアウトされたり、設定がリセットされたりする場合があるため、後述する手順を参考に、適切な方法で実行するようにしましょう。
コンテンツブロッカーや広告ブロックの影響
Safariの便利な機能の一つに、広告や不要なトラッカーを非表示にする「コンテンツブロッカー」があります。これは閲覧を快適にする一方で、稀に本来表示すべき画像まで「広告」として誤認識し、非表示にしてしまうことがあります。
特定のサイトだけ画像が表示されない、あるいは特定のボタンやアイコンだけが消えている場合は、このコンテンツブロッカーの設定が影響している可能性を疑いましょう。特に、強力な広告ブロックアプリを別途インストールしている場合は、そのアプリのフィルター設定が強すぎることが原因かもしれません。
一度コンテンツブロッカーを完全にオフにしてからページを再読み込みすることで、問題が解決するかどうかを試してみる価値があります。もしオフにして画像が表示されるようであれば、そのサイトをコンテンツブロッカーの「除外リスト」に追加することで、利便性と表示の正確さを両立させることができます。
サイト側のサーバー不具合や画像のリンク切れ
Safari側の設定に問題がなくても、閲覧しているウェブサイト自体に原因がある場合も考えられます。サイト運営者が誤って画像ファイルを削除してしまったり、画像の保存先サーバーがダウンしていたりすると、ユーザー側でどれだけ対策をしても画像は表示されません。
この場合、他のブラウザ(Google ChromeやFirefoxなど)を使っても同様に画像が表示されないことがほとんどです。特定のページだけがおかしい、あるいは特定のサイト全体で画像が消えているときは、サイト側の不具合である可能性を視野に入れましょう。
SNSなどで同じサイトを見ているユーザーの反応を確認したり、少し時間をおいてから再度アクセスしてみたりすることをおすすめします。もしサイト側のミスであれば、運営者が修正するまで待つしかありませんが、自分側の設定ミスではないことが分かれば安心できるはずです。
iPhone・iPadのSafariで画像が出ない場合の基本設定

iPhoneやiPadを使っていてSafariの画像が表示されない場合、iOS特有の省電力機能やネットワーク設定が影響していることがよくあります。モバイル端末ならではの設定項目を見直すことで、スムーズに解決できるケースが多いです。
「画像を読み込む」設定の確認とJavaScriptの有効化
意外と見落としがちなのが、Safariの設定でスクリプト(プログラム)の実行が制限されているケースです。現代の多くのウェブサイトは、「JavaScript(ジャバスクリプト)」というプログラムを使って画像を表示させたり、スライドショーを動かしたりしています。
1. iPhoneの設定アプリを開きます。
2. 下にスクロールして「Safari」をタップします。
3. 一番下にある「詳細」を選択します。
4. 「JavaScript」のスイッチが「オン」になっているか確認します。
ここがオフになっていると、多くのサイトで画像が読み込まれなくなります。もしオフになっていたらオンに切り替えて、再度Safariでサイトを開き直してみてください。また、Safariの標準設定にはありませんが、以前の古いiOSや特殊な構成プロファイルを入れている場合、画像の読み込み自体をオフにする設定が隠れていることもあります。
JavaScriptの設定変更だけで改善しない場合は、この後説明する通信制限やデータ節約モードの影響を疑う必要があります。設定一つで表示がガラリと変わるため、まずは詳細設定の確認を第一に行いましょう。
省データモードと低電力モードの解除
iPhoneには、通信量を抑えるための「省データモード」や、バッテリーを長持ちさせるための「低電力モード」が搭載されています。これらのモードが有効になっていると、通信速度を抑制したり、画像の自動読み込みを制限したりすることがあります。
特にWi-Fi接続時でも「省データモード」をオンに設定していると、バックグラウンドでの通信がカットされ、画像の読み込みに時間がかかったり、表示がスキップされたりすることがあります。まずはコントロールセンターや設定アプリから、これらのモードを一時的にオフにして動作を確認してみましょう。
低電力モードは、バッテリー残量が少なくなった際に自動で提案されますが、これが有効だとSafariのレンダリング(画面描画)パフォーマンスが低下し、表示不具合を誘発することがあります。充電を十分に行い、これらの制限を解除した状態でSafariを起動すれば、正常に画像が表示されるようになるはずです。
「履歴とWebサイトデータを消去」でリフレッシュ
前述のキャッシュや履歴の蓄積が原因である場合、iPhoneの設定からこれらを一括で削除するのが最も手っ取り早い方法です。これにより、Safari内の動作を阻害していた古いデータが取り除かれ、クリーンな状態でページを読み込めるようになります。
手順は、設定アプリから「Safari」を選択し、青い文字で書かれた「履歴とWebサイトデータを消去」をタップするだけです。消去する期間を選択できる場合は、「すべての履歴」を選ぶとより確実です。実行後にSafariを再起動し、問題のサイトへアクセスしてみてください。
これで画像が表示されるようになれば、原因はSafari内部のデータ不整合だったということになります。定期的にこの操作を行うことで、Safariの動作速度を一定に保つ効果も期待できるため、トラブル時以外でも覚えておくと便利なテクニックです。
iOSの最新アップデートと本体の再起動
設定を見直しても改善しない場合は、システムの基盤となるiOS自体に不具合が生じている可能性があります。Appleは定期的に不具合修正を含んだアップデートを配信しており、その中にはSafariの表示バグを修正する内容も含まれることが多々あります。
設定アプリの「一般」から「ソフトウェア・アップデート」を確認し、最新版が来ている場合は速やかに適用しましょう。また、アップデートと並んで効果的なのが、「iPhone本体の再起動」です。再起動を行うことで、一時的にメモリ(作業領域)を占領していたプロセスがリセットされ、Safariの動作が正常に戻ることがあります。
「たかが再起動」と思われがちですが、スマートフォンのトラブルの多くは再起動だけで解決します。画面が固まる、画像が表示されないといった軽微な不具合には非常に有効です。一度電源を完全に切り、数秒待ってから電源を入れ直すことで、Safariが再びスムーズに画像を読み込み始めるかもしれません。
Mac版Safariで画像が表示されない時に見直すべき項目

MacのSafariで画像が表示されない場合、iPhoneとは少し異なる原因が考えられます。大画面での閲覧に適した拡張機能や、詳細な開発者向け設定が影響を及ぼしていることがあるため、パソコンならではのチェック項目を見ていきましょう。
拡張機能(アドオン)の無効化と管理
Mac版Safariの大きな魅力の一つは、便利な「拡張機能」を追加できる点です。しかし、これが原因で画像の表示がブロックされることがあります。広告ブロック、翻訳ツール、ダークモード変換などの拡張機能は、ウェブページのコードを直接書き換えて表示を制御するため、時に予期せぬ不具合を引き起こします。
まずは、どの拡張機能が邪魔をしているのかを確認するために、すべての拡張機能を一度オフにしてみましょう。Safariメニューの「設定(または環境設定)」から「拡張機能」タブを開き、各項目のチェックを外します。その後、ページをリロードして画像が表示されるか確認してください。
もし画像が表示されるようになったら、一つずつ拡張機能をオンに戻していくことで、犯人となっている特定の拡張機能を特定できます。不具合を起こす拡張機能が見つかった場合は、その機能をアップデートするか、同等の機能を持つ別の拡張機能に乗り換えることを検討しましょう。
セキュリティソフトの設定と干渉の確認
パソコンをウイルスや不正なアクセスから守るためのセキュリティソフトが、Safariの通信を過剰に制限している場合があります。特に「ウェブ保護」や「フィッシング対策」といった機能が、画像の読み込み元を「危険なサイト」と誤認して通信を遮断してしまうケースです。
企業で使用しているMacや、個人で強力なセキュリティ対策ソフトを導入している環境でよく見られる現象です。確認方法としては、一度セキュリティソフトの保護機能を一時的に停止して、Safariでサイトを閲覧してみるのが有効です。これで画像が表示されれば、ソフト側のフィルタリング設定が原因です。
その場合は、セキュリティソフトの設定画面から、信頼できるサイトを「除外リスト(ホワイトリスト)」に追加するなどの調整を行ってください。セキュリティを完全にオフにしたままにするのは危険ですので、原因が分かった後は必ず設定を元に戻し、ピンポイントで許可を与えるようにしましょう。
「開発」メニューを利用したキャッシュクリア
Mac版Safariには、一般の設定画面よりも強力にキャッシュを消去できる「開発」メニューが存在します。通常の履歴消去では消しきれない深層のキャッシュが原因で画像が表示されない場合、この方法が非常に効果的です。
1. Safariメニューの「設定」から「詳細」タブを開きます。
2. 「メニューバーに”開発”メニューを表示」にチェックを入れます。
3. メニューバーに出現した「開発」をクリックします。
4. 「キャッシュを空にする」を選択します。
この操作は、ブラウザ内の履歴やCookieを保持したまま、画像やスクリプトなどの読み込みデータだけをリセットできるため、非常に便利です。実行後、ページを「コマンド + R」キーで再読み込みしてみてください。
開発メニューは本来Webデザイナーなどが使うためのものですが、一般のユーザーにとっても表示不具合のトラブルシューティングに役立つツールとなります。画像が表示されないというトラブルが続く場合は、この「キャッシュを空にする」を試してみることを強くおすすめします。
macOSのシステム設定と「iCloud+」の機能確認
最新のmacOSを使用している場合、Appleが提供するプライバシー保護機能「iCloudプライベートリレー」が影響している可能性があります。これはユーザーのIPアドレスを隠して通信を匿名化するものですが、この通信経路の経由中に画像データが正しく転送されないエラーが稀に報告されています。
システム設定の「Apple ID」→「iCloud」→「プライベートリレー」から、設定がオンになっているか確認してください。もしオンであれば、一度これをオフにしてからSafariを試してみてください。これにより、画像が表示されない問題が解消されることがあります。
また、Mac自体のシステム言語設定や地域設定が正しくない場合、一部のサイトで表示エラーが起きることも考えられます。基本的にはシステム全体が最新状態(macOSのアップデート済み)であることを確認し、OSレベルでの不具合がないかを疑うことが、根本的な解決への近道となります。
特定のサイトだけで画像が見られない時の個別対策

あらゆるサイトで画像が表示されないのではなく、「特定のサイトだけ」で問題が起きる場合は、そのサイトとSafariの相性、あるいはそのサイト特有の仕組みに原因があります。ここでは個別の事象に対する対処法を解説します。
プライベートブラウズモードでの検証
特定のサイトで画像が表示されないとき、まず試すべきなのが「プライベートブラウズモード」での閲覧です。このモードは既存のCookieやキャッシュ、拡張機能の影響をほとんど受けずにサイトを開くことができます。
プライベートブラウズモードで画像が表示されるのであれば、原因は通常モードで保存されている「Cookie」や「キャッシュ」、あるいは「拡張機能」のいずれかにあることが確定します。逆に、プライベートブラウズでも表示されない場合は、サイト側のサーバーエラーや通信経路の制限が考えられます。
iPhoneであればSafariの下部メニューから、Macであれば「ファイル」メニューから「新規プライベートウインドウ」を開けます。問題の切り分けにおいて最も手軽で強力な手法ですので、トラブルが起きたら真っ先に試す癖をつけておくと良いでしょう。
他ブラウザ(Google Chrome等)との比較
Safariだけで画像が表示されないのか、それともパソコンやスマホ全体の問題なのかを判断するために、Google ChromeやMicrosoft Edgeなど別のブラウザで同じサイトを開いてみましょう。もし他のブラウザで綺麗に画像が表示されるなら、原因は間違いなくSafariの設定や不具合にあります。
一方で、どのブラウザを使っても画像が表示されない場合は、インターネット回線のフィルタリング機能や、Wi-Fiルーターの設定、あるいはサイトそのものの障害である可能性が極めて高くなります。例えば、会社や学校のWi-Fiでは、特定の画像保存サーバー(CDNなど)へのアクセスを制限していることがあります。
ブラウザを変えて比較することは、問題の所在が「アプリ(Safari)」にあるのか、「システム(ネットワークや端末)」にあるのかを明確にするための重要なステップです。複数のブラウザをインストールしておくと、このようなトラブルの際に非常に重宝します。
画像の次世代フォーマット(WebP等)への対応状況
近年、ウェブサイトでは画像のファイルサイズを軽量化するために「WebP(ウェッピー)」や「HEIC(ヘイク)」といった次世代フォーマットが多用されています。古いOSや、古いバージョンのSafariを使っている場合、これらの新しい画像形式に対応しておらず、画像が表示されないことがあります。
特にWebPはGoogleが推奨している形式ですが、Apple製品が完全に対応したのは比較的最近のOS(iOS 14、macOS Big Sur以降)からです。これ以前の古いOSを使い続けている場合、画像がある場所が真っ白になったり、エラーアイコンが出たりすることがあります。
この場合の解決策は、OSを最新の状態にアップデートすることしかありません。ハードウェアの制約でこれ以上アップデートできない場合は、そのサイトを閲覧するのを諦めるか、対応している他のデバイスを利用する必要があります。技術の進歩に伴い、古いソフトウェアでは正しく表示できないコンテンツが増えていることを認識しておきましょう。
DNS設定の変更を試みる
ネットワーク設定の一つである「DNS(ドメイン・ネーム・システム)」の不具合で、画像の読み込みに失敗することがあります。DNSはURLをIPアドレスに変換する役割を担っていますが、プロバイダ提供のDNSが不安定だと、一部の画像サーバーに接続できなくなることがあります。
特定のWi-Fi環境下だけで画像が表示されない場合は、DNS設定をGoogleが提供するパブリックDNS(8.8.8.8)などに一時的に変更することで改善する場合があります。設定はiPhoneならWi-Fi設定の詳細から、Macならネットワーク設定の「DNS」タブから変更可能です。
少し専門的な操作になりますが、これによって表示速度が上がったり、画像の読み込みエラーが解消されたりすることがあります。ただし、設定を間違えるとインターネット自体に繋がらなくなる恐れがあるため、元の数値をメモしてから慎重に行うようにしてください。
Safariのトラブルを解消するための上級者向け解決策

基本的な対策をすべて行っても画像が表示されない場合、もう少し踏み込んだ操作が必要になるかもしれません。ここでは、システムの深い部分のリセットや、Apple独自の機能への対処法を紹介します。
実験的機能(Experimental Features)のリセット
iPhoneのSafariには、将来的に導入される予定の機能を先行して試すことができる「実験的機能」という設定項目があります。稀に、ここにある開発途中の機能がオンになっていることで、標準的な画像のレンダリングを阻害してしまうことがあります。
意図せずここを触ってしまった、あるいはiOSのアップデート時に設定が引き継がれてしまった場合などが考えられます。設定アプリの「Safari」→「詳細」→「Experimental Features」と進み、一番下にある「すべてのデフォルトをリセット」をタップしてください。
これにより、Safariの描画エンジンが標準の状態に戻り、表示エラーが改善される可能性があります。開発者向けの項目ではありますが、原因不明の表示不具合には意外と効果を発揮するポイントです。特にベータ版のiOSを利用したことがある方は、一度確認してみる価値があります。
ネットワーク設定のリセットを実行する
Safariだけの問題ではなく、iPhone全体の通信挙動がおかしいと感じる場合は、「ネットワーク設定のリセット」が最終手段の一つとなります。これはWi-FiのパスワードやBluetoothのペアリング情報、VPN設定などをすべて工場出荷時の状態に戻す操作です。
設定アプリの「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「リセット」から「ネットワーク設定をリセット」を選択します。実行するとiPhoneが再起動し、通信に関わる設定が初期化されます。これにより、画像読み込みを妨げていたネットワークの詰まりや設定ミスが解消されることが多いです。
デメリットとして、保存していたWi-Fiパスワードをすべて入力し直す必要がありますが、OS内部の通信バグを根こそぎ解消できるため、非常に強力な解決策となります。再起動やキャッシュクリアでもダメだったときの「奥の手」として考えておきましょう。
iCloudの同期トラブルとSafariの再インストール
Safariの設定はiCloudを通じて他のデバイスと同期されています。この同期データが破損していると、特定のデバイスで設定が正しく反映されず、画像が表示されないなどの挙動を見せることがあります。一度iCloudの設定からSafariの同期をオフにし、再度オンにしてみることで同期をリフレッシュできます。
また、Macの場合のみ可能ですが、Safariアプリ自体の不具合が疑われるときは、Safariのデータを完全削除して再構築するような動きが必要です(Safari自体はOS標準アプリのため、通常のアンインストールはできません)。セーフモードでMacを起動し、Safariの動作を確認するのも有効な手段です。
セーフモードでは最小限のドライバと設定のみで起動するため、サードパーティ製アプリによる干渉を完全に排除できます。もしセーフモードで画像が表示されるなら、後からインストールした何らかのソフトがSafariの邪魔をしていることが確定します。このように、一つずつ可能性を潰していくことが、複雑なトラブルを解決する唯一の道です。
Safariで画像が表示されない問題の解決策まとめ
Safariで画像が表示されないトラブルは、多くの場合、ちょっとした設定の見直しやデータのクリーニングで解決できます。まずは焦らずに、インターネット接続の確認やページの再読み込みといった、簡単なことから始めてみてください。
iPhoneであれば、「JavaScriptが有効になっているか」や「省データモードになっていないか」が重要なチェックポイントです。一方、Macであれば「拡張機能の干渉」や「開発メニューからのキャッシュクリア」が特に効果的な解決策となります。
最後にもう一度、主な対処法を振り返っておきましょう。
・通信環境の良い場所へ移動するか、機内モードをオン・オフして再接続する。
・Safariの「履歴とWebサイトデータを消去」してキャッシュをクリアする。
・広告ブロックなどのコンテンツブロッカーを一時的にオフにする。
・プライベートブラウズモードで表示されるか確認し、原因を切り分ける。
・iPhoneやMac本体を再起動し、OSを最新バージョンにアップデートする。
これらの手順を試しても一部のサイトで画像が見られない場合は、そのサイト自体のサーバーダウンや、古いOSによる新画像フォーマットへの非対応が考えられます。その際は深追いせず、時間を置くか他のデバイスでの閲覧を検討しましょう。この記事を参考に、あなたのSafariが再び美しく画像を表示し、快適なブラウジングが楽しめるようになることを願っています。


