Googleマップでルートを検索したのに、高速料金が表示されないことがあります。
最初に結論をお伝えすると、主な原因は次の3つです。
高速料金が表示されない主な原因
・「有料道路を使わない」がオンになっている
・選択した道路やルートが料金表示に対応していない
・アプリのバージョンや一時的な不具合の影響を受けている
Googleマップの高速料金は、すべての有料道路で必ず表示されるわけではありません。設定を変更しても直らない場合は、Googleマップ側に料金データがない可能性があります。
この記事では、スマートフォンとパソコンで確認すべき設定、料金が表示されない場合の対処法、正確な料金を調べる方法を順番に解説します。
Googleマップで高速料金が表示されないときの確認項目

最初に、次の項目を上から順番に確認しましょう。
| 確認項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 移動手段 | 車のアイコンが選択されているか |
| 有料道路の設定 | 「有料道路を使わない」がオフになっているか |
| 選択ルート | 実際に有料道路を通るルートを選んでいるか |
| 料金表示への対応 | 別の有料道路でも料金が表示されないか |
| アプリの状態 | 最新版への更新や再起動を試したか |
特に重要なのは、「有料道路を使わない」の設定と、選択しているルートです。一般道だけを通るルートには、当然ながら高速料金は表示されません。
原因1:「有料道路を使わない」がオンになっている

Googleマップには、有料道路を避けてルートを検索する設定があります。
この設定がオンになっていると、高速道路や有料道路を通らないルートが優先されるため、高速料金は表示されません。
スマートフォンで設定を確認する方法
AndroidとiPhoneでは、次の手順を目安に確認してください。
ルートオプションの確認手順
1. Googleマップで目的地を検索する
2. 「経路」をタップする
3. 車のアイコンを選択する
4. 画面右上の「︙」または「…」をタップする
5. 「オプション」または「経路オプション」を開く
6. 「有料道路を使わない」をオフにする
設定後、ルートを再検索してください。有料道路を通るルートが表示されれば、対応している道路では所要時間の近くに料金の見積もりが表示されます。
メニュー名や位置は、Googleマップのバージョン、Android・iPhoneの違いによって変わる場合があります。Googleの公式ヘルプでも、一部のルート機能は開発中で、利用できない場合があると案内されています。:contentReference[oaicite:0]{index=0}
原因2:選択したルートが料金表示に対応していない

有料道路を通るルートを選択していても、高速料金が表示されないことがあります。
Googleマップの料金表示は、利用できる地域や道路に限られています。新しく開通した道路、料金体系が複雑な道路、Google側に料金データが登録されていない区間などでは、所要時間だけが表示される場合があります。
高速道路を通ることと、料金が表示されることは別です。
ルート上に「有料道路」と表示されていても、具体的な金額が出ないケースがあります。
別の有料道路で料金が表示されるか確認する
設定の問題か、特定ルートの問題かを切り分けるには、料金が発生する別のルートを検索してみましょう。
別のルートでは料金が表示される場合、アプリの故障ではなく、最初に検索した道路の料金データが未対応である可能性が高いと考えられます。
反対に、どの有料道路を検索しても表示されない場合は、アプリの更新や再起動を試してください。
原因3:ETC料金の設定を誤解している

Googleマップの一部の端末では、ルートオプションやナビ設定に「ETC料金を表示」「通行証料金を表示」といった項目が表示されることがあります。
この項目は、高速料金そのものを表示するかどうかではなく、ETCなどの通行証を利用した料金を基準にするかどうかを切り替える設定です。
Googleの案内では、通行証料金の設定をオフにすると、通行証を使わない支払方法を基準に料金が見積もられます。つまり、設定をオフにしたからといって、必ず料金表示が消えるわけではありません。:contentReference[oaicite:1]{index=1}
ETC料金の設定を確認する手順
有料道路を含むルートを表示した状態で、「︙」「…」「オプション」などを開きます。
「ETC料金を表示」などの項目がある場合は、自分の支払方法に合わせて設定してください。
| 利用方法 | 設定の目安 |
|---|---|
| ETCを利用する | ETC料金の表示をオン |
| 現金や一般レーンで支払う | ETC料金の表示をオフ |
なお、この項目自体が表示されない端末やルートもあります。設定項目がないからといって、スマートフォンが故障しているとは限りません。
高速料金はどこに表示される?

Googleマップの高速料金は、通常、ルート検索後に表示される各ルートの所要時間付近に表示されます。
地図上に大きく表示されるとは限らないため、画面下部のルート情報を上にスワイプし、詳細を開いて確認してください。
複数のルートが表示されている場合、選択したルートによって利用するインターチェンジや高速道路が変わり、料金表示の有無も変わることがあります。
設定に問題がない場合の対処法

有料道路の設定を確認してもGoogleマップに高速料金が表示されない場合は、次の対処法を順番に試してください。
Googleマップを最新版に更新する
App StoreまたはGoogle Playストアを開き、Googleマップに「更新」ボタンが表示されていないか確認します。
古いバージョンでは、料金表示に必要な機能やデータが正常に読み込まれない可能性があります。
アプリを終了して起動し直す
Googleマップを完全に終了し、再度起動します。その後、同じルートをもう一度検索してください。
ルート情報の取得に一時的な問題が起きている場合は、再起動だけで改善することがあります。
スマートフォンを再起動する
アプリの再起動で改善しない場合は、スマートフォン本体を再起動します。
通信やアプリの処理が不安定になっている場合に有効です。
Androidではキャッシュを削除する
Androidでは、端末の設定からGoogleマップのキャッシュを削除できます。
Androidの一般的な操作手順
1. 端末の「設定」を開く
2. 「アプリ」からGoogleマップを選択する
3. 「ストレージとキャッシュ」を開く
4. 「キャッシュを削除」をタップする
端末によってメニュー名は異なります。「データを削除」まで実行すると、アプリ内の設定やオフラインマップが消える可能性があるため注意してください。
アプリを再インストールする
最後の手段として、Googleマップを削除して再インストールします。
ただし、ダウンロード済みのオフラインマップや一部の設定をやり直す必要があります。最初から再インストールするのではなく、設定確認やアップデートを先に試しましょう。
PC版Googleマップで高速料金が表示されない場合

パソコン版Googleマップでは、スマートフォンアプリと表示される機能や設定項目が異なります。
PC版では、次の手順で有料道路の回避設定を確認できます。
PC版の設定確認手順
1. Googleマップで「ルート」をクリックする
2. 出発地と目的地を入力する
3. 車のアイコンを選択する
4. 「オプションを表示」をクリックする
5. 「有料道路」のチェックを外す
GoogleのPC版公式ヘルプでは、有料道路と高速道路を避ける設定は案内されていますが、スマートフォン版と同じ料金切り替え項目は案内されていません。PCで金額が表示されない場合は、同じルートをスマートフォンアプリで検索するのが確実です。:contentReference[oaicite:2]{index=2}
シークレットモードや別のブラウザを試す方法もありますが、料金データ自体が提供されていないルートでは、ブラウザを変更しても表示されません。
Googleマップの高速料金は正確?

Googleマップに表示される高速料金は、確定した請求額ではなく見積もりです。
Googleは、曜日、時間帯、日付、支払方法などを考慮して料金を推定しています。一方で、交通量によって料金が変動する道路など、料金を計算できないケースもあります。
また、Google公式ヘルプでは、表示額は道路事業者が設定する実際の料金に代わるものではないと説明されています。:contentReference[oaicite:3]{index=3}
次のような条件では、実際の支払額と差が出る可能性があります。
- 軽自動車・普通車・中型車などの車種区分
- ETC割引やETC2.0割引
- 深夜割引や休日割引
- 周遊割引などの事前申し込み型割引
- 乗り降りするインターチェンジの違い
- 料金制度が変更された直後
旅行費用や経費を正確に計算したい場合は、Googleマップの金額だけで判断しないほうが安心です。
正確な高速料金はNEXCOなどの公式サイトで確認する

Googleマップで高速料金が表示されない場合や、割引後の正確な料金を知りたい場合は、道路事業者の公式料金検索を利用しましょう。
| サービス | 確認できる内容 |
|---|---|
| ドラぷら | 全国の高速道路のルート、料金、車種別料金 |
| NEXCO中日本 | 中日本エリアを中心とした料金・ルート情報 |
| NEXCO西日本 | 西日本エリアを中心とした通常料金・ETC料金 |
| 首都高速道路 | 首都高の料金・ルート案内 |
| 阪神高速道路 | 阪神高速の料金・経路情報 |
NEXCO東日本が運営する「ドラぷら」では、出発ICと到着ICだけでなく、日時、車種区分、経由地などを指定して高速料金を検索できます。:contentReference[oaicite:4]{index=4}
Googleマップでおおまかなルートを決め、道路事業者の公式サイトで料金を確認するという使い分けがおすすめです。
Googleマップの高速料金に関するよくある質問

「有料道路を使わない」をオフにしても料金が出ないのはなぜ?
選択した道路が料金表示に対応していない可能性があります。有料道路を通るルートであっても、すべての区間で料金が表示されるわけではありません。
「ETC料金を表示」が見つかりません
アプリのバージョン、端末、地域、検索したルートによっては項目が表示されないことがあります。まずアプリを最新版に更新し、有料道路を含むルートを検索した状態でオプションを確認してください。
高速料金が以前は表示されていたのに消えました
ルートの変更、料金データの更新、アプリの一時的な不具合などが考えられます。同じ出発地と目的地でも、選択されたインターチェンジが変わると料金表示が変わる場合があります。
Googleマップの表示料金にはETC割引が含まれますか?
ETC料金を基準にする設定が表示される場合は、支払方法に応じた見積もりに切り替えられます。ただし、すべての時間帯割引や車種別料金が正確に反映されるとは限りません。
料金が表示されないままナビを使っても大丈夫ですか?
ナビゲーションは利用できます。ただし、「有料道路」と表示されたルートを選ぶと料金が発生する可能性があります。金額が不明な場合は、出発前に道路事業者の公式サイトで確認してください。
Googleマップで高速料金が表示されない場合のまとめ
Googleマップで高速料金が表示されない場合は、最初に「有料道路を使わない」がオフになっているか確認しましょう。
そのうえで、車のルートを選択しているか、有料道路を含むルートが選ばれているか、アプリが最新版になっているかを確認します。
設定に問題がないのに金額が出ない場合は、その道路やルートが料金表示に対応していない可能性があります。この場合、利用者側の設定だけでは表示させられません。
Googleマップの料金はあくまで見積もりです。正確な料金、ETC割引、車種別料金を知りたい場合は、NEXCOや道路事業者の公式料金検索を併用しましょう。


