お気に入りの音楽を聴いているときに、歌詞を見ながら一緒に歌いたいと思うことはよくあります。しかし、いざ歌詞ボタンを押しても「itunes歌詞表示されない」という状態になると、せっかくの音楽体験が台無しになってしまいますよね。設定ミスなのか、それともアプリの不具合なのかわからず困っている方も多いはずです。
このトラブルには、通信環境やアプリの設定、あるいは楽曲自体のデータなど、さまざまな原因が考えられます。本記事では、初心者の方でもスムーズに解決できるよう、具体的な手順をやさしく丁寧に解説していきます。一つずつ確認していけば、また以前のように歌詞を楽しめるようになるはずです。ぜひ最後までチェックしてみてください。
itunes歌詞表示されない主な原因とまず確認すべきポイント

iTunesやiPhoneのミュージックアプリで歌詞が出てこない場合、まずは初歩的な部分に原因がないかを探ることが大切です。難しい操作を試す前に、まずは以下の3つのポイントを確認してみましょう。
インターネット接続が不安定になっていないか確認する
Apple Musicなどのサブスクリプションサービスを利用している場合、歌詞データは曲の再生に合わせてリアルタイムでインターネットから読み込まれます。そのため、インターネットの接続状態が悪いと、曲は流れても歌詞が表示されないという現象が起こりやすくなります。
特にWi-Fiの電波が弱かったり、格安SIMなどの通信制限がかかっていたりすると、テキストデータの取得に時間がかかりエラーになることがあります。まずはブラウザで他のウェブサイトが開けるかを確認し、通信環境に問題がないかチェックしてください。もし不安定な場合は、Wi-Fiのオン・オフを切り替えるか、モバイルデータ通信に切り替えて様子を見てみましょう。
また、機内モードが誤ってオンになっていないかも併せて確認が必要です。通信が遮断されていると、当然ながらオンライン上の歌詞データは取得できません。まずは通信の「通り道」がしっかり確保されているかを見ることが、トラブル解決の第一歩となります。
Apple Musicのサブスクリプション状況を再確認する
歌詞表示機能の多くは、Apple Musicという定額制サービスに紐付いています。そのため、有効期限が切れていたり、支払いが正常に完了していなかったりすると、歌詞が表示されなくなることがあります。意外と見落としがちなポイントですので、設定アプリから自分のアカウント状態を確認してみましょう。
iPhoneの場合は「設定」から一番上の自分の名前をタップし、「サブスクリプション」の項目を確認します。ここでApple Musicが「有効」になっているかを見てください。PC版のiTunesやミュージックアプリでも、アカウント情報から契約状況を確認することが可能です。もし有効期限が切れている場合は、再登録を行うことで歌詞機能が復活します。
また、ファミリー共有を利用している場合は、親アカウントの支払い状況に依存することもあります。自分では気づかないうちに制限がかかっている可能性もあるため、家族に確認してみるのも一つの手です。サービスが正常に利用できる状態にあることが、歌詞を表示させるための大前提となります。
歌詞データが配信されていない楽曲ではないか調べる
すべての楽曲に歌詞データが用意されているわけではありません。一部のマイナーな楽曲や、リリースされたばかりの新曲、あるいは非常に古い音源などは、Appleのデータベースに歌詞が登録されていないことがあります。この場合、いくら設定をいじっても歌詞は表示されません。
特定の曲だけ歌詞が出ないのか、それともすべての曲で出ないのかを確認してみてください。他のヒット曲などで歌詞が表示されるのであれば、その特定の曲にデータがない可能性が高いです。また、インストゥルメンタル(歌のない曲)には基本的に歌詞ボタン自体が表示されない仕様になっています。
自分でCDから取り込んだ曲や、ネットからダウンロードした自作の音源なども、自動で歌詞が表示されることは稀です。こうした「データが存在しない」ケースについては、後述する手動での入力が必要になります。まずは、今聴いている曲がそもそも歌詞配信に対応しているものかどうかを疑ってみることも必要です。
iPhoneやPCの設定を見直して歌詞を表示させる方法

通信や契約に問題がない場合、次に疑うべきはデバイス側の設定です。ボタンの押し忘れや、設定のオフが原因で歌詞が隠れているだけかもしれません。デバイスごとの操作手順を確認していきましょう。
iPhoneのミュージックアプリで歌詞ボタンをタップする
iPhoneで音楽を聴いているとき、画面上に歌詞が出てこないのは、単に「歌詞表示モード」になっていないだけの可能性があります。再生画面を表示した際、左下に「吹き出し(ダブルクォーテーションのようなマーク)」のアイコンがあるか確認してください。これが歌詞を表示するためのボタンです。
このアイコンがグレーアウトしていたり、色がついていなかったりする場合は、歌詞表示がオフになっています。吹き出しアイコンをタップして色が反転した状態にすれば、音楽に合わせて流れる歌詞が表示されるようになります。非常にシンプルな操作ですが、誤操作でオフにしてしまっているケースは意外と多いものです。
もし吹き出しアイコン自体が表示されない場合は、先ほど解説した通り「歌詞データがない曲」か、あるいは一時的な読み込みエラーの可能性があります。一度再生を停止して別の曲を流し、アイコンが出るかどうかを試してみるのが良いでしょう。基本的な操作方法を再確認するだけで解決することも多々あります。
PC版iTunes(ミュージック)で歌詞表示モードを切り替える
Windows版のiTunesや、Macのミュージックアプリを使用している場合も、表示設定の確認が必要です。PC版では画面上部のコントロール部分や、専用の表示メニューから歌詞画面を呼び出すことができます。画面右上の「吹き出しマーク」をクリックすることで、サイドバーや全画面で歌詞を見ることが可能です。
また、メニューバーの「表示」項目の中に「歌詞」という選択肢がある場合もあります。ここがチェックされていないと、どれだけ曲を流しても歌詞は出てきません。PCの大画面で歌詞を確認したい場合は、ミニプレーヤーモードではなく、フル画面表示での設定も確認してみましょう。
さらに、PC版では歌詞のフォントサイズや背景の透過設定などが影響して、文字が見えにくくなっていることも考えられます。もし真っ暗な画面しか出ない場合は、一度「表示」設定をリセットするか、アプリのウィンドウサイズを変更してみることで、隠れていた歌詞がひょっこり現れることがあります。
スクリーンタイムによるコンテンツ制限がかかっていないか確認
iPhoneやMacには、利用制限をかける「スクリーンタイム」という機能があります。この設定の中で「不適切な内容(歌詞)」が含まれる楽曲の表示を制限していると、特定の曲で歌詞が表示されないことがあります。特に未成年の方が利用しているデバイスや、家族で共有している場合に多い原因です。
【制限の解除手順】
1. iPhoneの「設定」アプリを開く
2. 「スクリーンタイム」を選択する
3. 「コンテンツとプライバシーの制限」をタップする
4. 「ストア、Web、Apple Books、Game Centerのコンテンツ」に進む
5. 「ミュージック、ポッドキャスト、ニュース、フィットネス」を確認し、「不適切な内容を含む」を許可する
この設定が「クリーン(不適切な内容を制限)」になっていると、歌詞に過激な表現が含まれる楽曲のテキストが表示されなくなります。もし心当たりがある場合は、設定を一時的に変更して歌詞が出るようになるか試してみてください。制限機能は思わぬところでアプリの動作に干渉することがあるため注意が必要です。
自分で入れた曲やCDから取り込んだ曲の歌詞が表示されない時の対策

Apple Musicなどのサブスク曲ではなく、自分でCDからインポートした楽曲や、手持ちのMP3ファイルなどは、自動で歌詞が表示されないのが一般的です。これらを解決するには「手動での追加」という作業が必要になります。
PCを使って歌詞を手動で入力・追加する方法
CDから取り込んだ曲には、通常歌詞データが含まれていません。これを表示させるには、PC版のiTunesやミュージックアプリを使って、曲のプロパティ(情報)を編集する必要があります。一度PCで入力すれば、同期したiPhoneでも歌詞が見られるようになるので、お気に入りの曲にはこの方法を試してみましょう。
やり方は簡単です。まずPCでiTunesを開き、歌詞を入れたい曲を右クリックして「曲の情報」を選択します。表示されたウィンドウの中に「歌詞」というタブがあるので、そこをクリックしてください。左下の「カスタム歌詞」にチェックを入れると、テキストボックスに自由に文字を入力できるようになります。
ネットなどで検索した歌詞をコピー&ペーストして保存すれば完了です。この作業を行うことで、自分だけのオリジナルな歌詞データが楽曲ファイルに埋め込まれます。手間はかかりますが、確実に歌詞を表示させるための最も信頼できる方法といえるでしょう。保存後は、デバイスとの同期を忘れないようにしてください。
楽曲情報を最新にアップデートして同期し直す
PCで歌詞を入力したはずなのにiPhoneに反映されない場合は、同期がうまくいっていない可能性があります。iCloudミュージックライブラリを使用している場合は、変更がクラウド経由で反映されるまで時間がかかることがあります。そんなときは、ライブラリの更新を強制的に行ってみましょう。
PC側で「ファイル」メニューから「ライブラリ」を選び、「クラウドミュージックライブラリをアップデート」をクリックします。これにより、PCで行った歌詞の編集内容がAppleのサーバーに送信され、他のデバイスでも見られる準備が整います。その後、iPhone側でもミュージックアプリを一度閉じてから開き直してみてください。
ケーブルをつないで直接同期している場合は、一度曲をiPhoneから削除して、再度転送し直すと確実です。古いデータがキャッシュ(一時保存データ)として残っていると、新しい歌詞が表示されない不具合が起きやすいため、データの「入れ直し」は非常に有効な手段となります。同期の進捗状況もよく確認しておきましょう。
取り込み設定やファイル形式に問題がないか確認
稀に、楽曲ファイルの形式(フォーマット)が原因で歌詞データが保持されないことがあります。たとえば「WAV」という形式は、音質は非常に良いのですが、歌詞などのテキスト情報をファイル内に保存する能力が低いため、iTunes上で入力しても保存されない場合があります。
もし歌詞を保存できない、あるいは消えてしまうという場合は、曲の形式を「AAC」や「MP3」「Apple ロスレス」などに変換してみてください。これらの形式であれば、歌詞情報を「タグ」としてしっかりと保持することができます。iTunes内でも右クリックメニューから簡単に変換することが可能です。
また、ファイルが「読み取り専用」になっていないかも確認してください。PC上のファイルのプロパティで「読み取り専用」にチェックが入っていると、iTunes側で歌詞を入力しても書き込みエラーが発生して保存されません。細かい点ですが、トラブル解決には欠かせないチェックポイントです。
歌詞が表示されないトラブルを解決するためのアプリやOSの操作

設定やデータに問題がないのに歌詞が出ない場合は、アプリ自体の動きが悪くなっていることが考えられます。スマホやPCを長く使い続けていると、メモリの不足や一時的なシステムエラーが蓄積され、正常な動作を妨げることがあります。
ミュージックアプリを一度完全に終了させて再起動する
最も手軽で効果的な方法が、アプリの「強制終了」と「再起動」です。アプリをただ閉じただけでは、バックグラウンドで動き続けているため、不具合が解消されないことがあります。一度アプリのプロセスを完全にストップさせることで、内部の読み込みエラーをリセットできます。
iPhoneの場合、画面下から上にスワイプして(またはホームボタンをダブルクリックして)Appスイッチャーを出し、ミュージックアプリを上に飛ばして消してください。その後、数秒待ってから再びアプリを起動します。これだけで、読み込めなかった歌詞がスッと表示されるようになるケースは非常に多いです。
PC版のiTunesでも同様です。×ボタンで閉じるだけでなく、メニューから「終了」を選んだり、タスクマネージャー(Windows)やアクティビティモニタ(Mac)を使って完全に停止させてみましょう。アプリを新しく立ち上げ直すことで、ネットワークとの再接続が行われ、歌詞データの取得がスムーズになります。
デバイス本体の再起動でキャッシュや一時的なエラーを解消
アプリの再起動でもダメなら、次はデバイス本体(iPhoneやPC)を再起動しましょう。デバイスを長時間起動し続けていると、システム全体の動作が重くなり、アプリの一部機能が正常に動かなくなることがあります。再起動は、デバイスの中に溜まった不要な「ゴミ(キャッシュデータ)」を掃除してくれる役割があります。
特に歌詞の表示は、音楽再生という重い処理と並行して通信を行うため、システムの負荷が高い状態だと後回しにされてしまうことがあります。電源を一度完全に切り、1分ほど置いてから再度電源を入れることで、OSの状態がクリーンになります。これにより、原因不明の「表示されない」トラブルが解決することがよくあります。
もし頻繁に歌詞が出なくなるようであれば、デバイスのストレージ空き容量が不足していないかも確認してください。空き容量が極端に少ないと、歌詞データを一時保存するための場所が確保できず、エラーを吐いてしまうことがあるためです。不要な写真やアプリを削除して、余裕を持たせることも大切です。
最新のiOSやiTunes(Musicアプリ)にアップデートする
古いバージョンのOSやアプリを使い続けていると、Apple側のサーバー仕様変更に対応できず、歌詞が表示されなくなることがあります。Appleは定期的に不具合修正やセキュリティ強化のためのアップデートを配信しているため、常に最新の状態を保つことが推奨されます。
iPhoneの場合は「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から、PCの場合は各OSのアップデート確認画面やiTunesのヘルプメニューから更新を確認してください。もし新しいバージョンが来ているのであれば、迷わずアップデートを行いましょう。特定のバグが原因であれば、この操作だけで一発解決します。
OSのアップデートは時間がかかる場合があるため、時間に余裕があるときや、充電が十分にある状態で行うようにしましょう。また、万が一に備えて事前にバックアップを取っておくと安心です。
また、アップデート直後は一時的に同期が不安定になることがありますが、しばらく時間を置くか一度サインアウト・インを試すことで安定します。「最新版を使う」ことは、デジタルトラブルにおける鉄則の一つと言えるでしょう。
通信環境や同期エラーが原因の場合の解決方法

最後に、アカウントや通信の深層部で起きているトラブルへの対処法を見ていきましょう。ここまでの手順で直らない場合は、Apple IDに関連する認証エラーや、同期設定の食い違いが原因である可能性が高いです。
Wi-Fiやモバイルデータ通信の切り替えを試す
最初の方でも触れましたが、通信環境の切り替えは非常に有効な切り分け手段です。特定のWi-Fiに接続しているときだけ歌詞が出ない、ということがあれば、そのWi-Fiのルーター設定やプロキシ設定が歌詞データの取得を邪魔している可能性があります。可能であれば、別のWi-Fiやスマートフォンのテザリング機能を試してみてください。
逆に、モバイルデータ通信時に歌詞が出ない場合は、アプリごとに通信を許可する設定がオフになっているかもしれません。iPhoneの「設定」→「ミュージック」を開き、「モバイルデータ通信」のスイッチがオンになっているか確認しましょう。ここがオフだと、外出先(Wi-Fiがない環境)では歌詞が表示されません。
さらに「ストリーミング」だけでなく「ダウンロード」に関する通信も許可しておくと、より安定してデータを取得できるようになります。通信の「質」と「設定」の両面から、データがしっかり流れてくる状態を作ってあげましょう。
Apple IDから一度サインアウトして再度サインインする
Apple MusicのサービスはApple IDに紐付いています。認証情報が古くなったり、何らかの理由でサーバー側との不整合が起きたりすると、機能が一部制限されることがあります。これを強制的にリフレッシュするのが「サインアウト」と「再サインイン」です。
iPhoneの場合は設定の「メディアと購入」から、iTunesの場合は「アカウント」メニューからサインアウトできます。サインアウトを行うと、ダウンロード済みの曲が一時的にライブラリから消えることがある(再サインイン後に再ダウンロードが必要)ため、その点は注意してください。しかし、この操作で認証エラーが解消され、歌詞が復活するケースは非常に多いです。
サインインし直す際は、正しいApple IDとパスワードを入力してください。二段階認証を求めた場合も落ち着いて対処しましょう。ログインが完了すれば、最新のライブラリ情報とサービス利用権限が読み込まれ、正常に歌詞が表示されるようになるはずです。
iCloudミュージックライブラリ(ライブラリを同期)をオフからオンにする
複数のデバイスで音楽を管理している場合、「ライブラリを同期」の設定がうまく噛み合っていないことがあります。この設定を一度オフにしてから再度オンにすることで、クラウド上の最新データと手元のデバイスのデータを強制的に一致させることができます。
| 手順 | 操作内容 |
|---|---|
| 手順1 | iPhoneの「設定」→「ミュージック」を開く |
| 手順2 | 「ライブラリを同期」のスイッチをオフにする |
| 手順3 | 数秒待ってから、再度スイッチをオンにする |
| 手順4 | ライブラリの読み込みが終わるまで待つ |
この操作を行うと、ライブラリの再構築が行われます。楽曲数が多い場合は時間がかかることもありますが、歌詞が表示されない、あるいはプレイリストが同期されないといった問題を解決するのに非常にパワフルな方法です。通信が安定している環境で試すのがコツです。
itunes歌詞表示されない問題をスッキリ解決するためのまとめ
iTunesやミュージックアプリで歌詞が表示されない問題は、一つずつ原因を潰していけば必ず解決できます。まずはインターネット接続の確認や、再生画面の歌詞ボタン(吹き出しマーク)が正しく押されているかといった、基本的なポイントからチェックを開始してください。
もしApple Musicのサブスク曲で歌詞が出ないなら、契約状況の確認やアプリの再起動、OSのアップデートが効果的です。一方で、自分でCDから取り込んだ曲の場合は、PCを使って手動で歌詞を入力する手間が必要になることも覚えておきましょう。デバイス側の不具合が疑われるときは、サインアウトや同期設定のオン・オフが頼もしい味方になってくれます。
【記事の要点振り返り】
・通信環境の不安定さや機内モードを確認する
・再生画面の「吹き出し」アイコンをタップして有効化する
・Apple Musicの契約が有効か、制限設定がかかっていないか見る
・取り込んだ曲にはPCで手動の歌詞入力が必要
・アプリやデバイスの再起動、サインアウトで情報をリフレッシュする
音楽は歌詞とともに楽しむことで、より深くその世界観を味わえるものです。今回の手順を試して、無事に歌詞が表示されるようになったでしょうか。もし特定の1曲だけがどうしても表示されない場合は、少し時間を置いてから再試行するか、Appleのサポートに確認してみるのも一つの手段です。快適な音楽ライフを取り戻せることを願っています。



