Microsoft Wordを使って資料を作成している際、「word 変更履歴 表示されない」という事態に直面して困ったことはありませんか。複数人で文書を添削したり、修正箇所を後から確認したりする際に、変更履歴が見えないと作業効率が大幅に下がってしまいます。設定を変えた覚えがないのに突然消えてしまうと、データが消えたのではないかと不安になりますよね。
しかし、変更履歴が表示されない原因の多くは、Wordの表示設定やフィルター機能の選択ミスによるものです。データそのものが消えたわけではなく、単に画面上の表示が「非表示」になっているだけというケースがほとんどです。この記事では、初心者の方でもスムーズに解決できるよう、Wordの変更履歴が表示されない原因と具体的な対処法をわかりやすく解説します。
パソコンの操作に不慣れな方でも、手順通りに進めればすぐに元の表示に戻すことができます。また、スマホ版やWeb版での注意点についても触れていきますので、ぜひ最後までチェックして、トラブルをスッキリ解決させましょう。それでは、具体的な確認手順から順番に説明していきます。
word 変更履歴 表示されない時にまず確認すべき基本設定

Wordの画面上で変更履歴が全く見えなくなってしまった場合、まずは「表示内容の選択」が正しく行われているかを確認する必要があります。Wordには、変更箇所を細かく表示するモードと、修正後のすっきりした状態を表示するモードが備わっています。まずはここを切り替えるだけで解決することが多いです。
「変更履歴の確認」タブの表示モードを確認する
Wordの上部にある「校閲」タブをクリックし、そこにある「変更履歴の記録」グループを確認してください。ここには、変更履歴をどのように画面に映し出すかを決めるプルダウンメニューがあります。もしここが「簡略表示」や「なし」になっていると、修正した箇所に赤い線や色がつかず、一見すると何も変わっていないように見えてしまいます。
変更履歴を詳細に確認したい場合は、メニューから「すべての変更履歴/コメント」を選択してください。これを選択することで、削除された文字には取り消し線が入り、新しく追加された文字には下線や色がつくようになります。表示されない原因の多くは、意図せずこの表示モードが切り替わっていることにあります。
「簡略表示」は、文章の左側に赤い縦線が表示されるだけで、具体的な修正内容は隠されるモードです。修正後の完成形をイメージしながら読み進めるには便利ですが、どこをどう直したかを確認する際には不向きです。まずはこのプルダウンメニューを操作して、自分の望む表示形式になっているか確かめてみましょう。
「変更履歴の表示」のチェックボックスをチェックする
表示モードを「すべての変更履歴」にしていても表示されない場合は、「変更履歴の表示」というドロップダウンメニューの中身を確認しましょう。ここをクリックすると、「コメント」「挿入と削除」「書式」といった項目が並んでいます。これらの横にチェックマークがついているかどうかを確認することが非常に重要です。
たとえば「挿入と削除」のチェックが外れていると、文字を書き換えたり消したりした履歴が一切表示されなくなります。同様に「書式」のチェックが外れていると、フォントサイズや色の変更といった見た目の修正履歴が隠されてしまいます。すべての変更を確認したい時は、すべての項目にチェックが入っている状態にしてください。
また、「吹き出し」の設定もここで確認できます。変更内容を文章の中に直接表示するのか、それとも画面の右側に吹き出しとして表示するのかを選べます。吹き出しの設定が「変更履歴をインラインで表示」になっていると、右側の余白に何も出なくなるため、表示が消えたと勘違いしてしまうことがあります。自分の好みのスタイルにチェックを入れ直しましょう。
特定の校閲者の履歴が非表示になっていないか確認する
複数人で一つのファイルを編集している場合、特定の人の修正だけが表示されないというトラブルが起こることがあります。これは「校閲者」の設定で、特定のユーザーの履歴を非表示にするフィルターがかかっていることが原因です。先ほどの「変更履歴の表示」メニューの中に「特定のユーザー」という項目があります。
この「特定のユーザー」をクリックすると、その文書を編集した人の名前が一覧で表示されます。名前にチェックが入っていない人の変更履歴は、画面上から隠されてしまいます。全員の修正内容を確認したい場合は、「すべての校閲者」にチェックが入っていることを確認しましょう。これで特定の人だけ表示されない問題は解決します。
チームでの作業中、特定のメンバーの修正だけを集中して確認したい時には便利な機能ですが、気づかぬうちに設定が変わっていると混乱の元になります。もし他の人の履歴は見えているのに、自分の履歴や特定の誰かの履歴だけが見えないという時は、真っ先にこの校閲者リストをチェックしてみてください。
【ポイント】まずは「校閲」タブを確認
1. 「校閲」タブを開く
2. 「すべての変更履歴」を選択しているか見る
3. 「変更履歴の表示」で「挿入と削除」にチェックがあるか見る
4. 「特定のユーザー」で全員にチェックがあるか見る
表示形式やウィンドウの設定による表示トラブルの解決策

基本の設定を見直しても解決しない場合、Wordの「表示モード」や「ウィンドウの構成」が影響している可能性があります。Wordには文書を作成するための「印刷レイアウト」以外にも、閲覧に特化したモードなどが存在します。モードによっては変更履歴が意図的に隠される仕様になっているため、適切なモードへの切り替えが必要です。
「閲覧モード」から「印刷レイアウト」へ切り替える
Wordの下部にあるステータスバーや「表示」タブを確認してください。もし現在「閲覧モード」になっているなら、変更履歴が正しく表示されないことがあります。閲覧モードは本を読むような感覚で文書を閲覧するためのもので、編集用の記号や履歴が省略される傾向にあります。これでは修正箇所の確認は困難です。
変更履歴をしっかりと確認・編集したい場合は、必ず「印刷レイアウト」を選択するようにしましょう。画面右下の小さなアイコンをクリックするか、上部の「表示」タブから「印刷レイアウト」をクリックすることで切り替えられます。このモードにすることで、余白部分に表示される吹き出しや、行間の修正記号が正確に表示されるようになります。
特にメールに添付されたファイルを開いた際、セキュリティや利便性のために自動で閲覧モードになることがあります。ファイルを開いて「いつもと画面が違うな」と感じたら、まずはモードを確認してみてください。これだけで、消えていたはずの変更履歴がパッと表示されるようになるケースは非常に多いです。
「校閲用ウィンドウ」を表示させて文字で確認する
画面上の本文内にある変更履歴が見づらい、あるいはどうしても表示されないという場合は、「校閲用ウィンドウ」を活用するのが賢明です。「校閲」タブの中にある「校閲用ウィンドウ」ボタンをクリックすると、画面の左側または下部に取り消し線や追加文字をリスト形式で表示する専用のパネルが現れます。
このウィンドウには、文書内で行われたすべての変更が時系列や種類別に一覧表示されます。本文中の表示設定がどうであれ、ここには記録されているすべての履歴が確実に表示されるため、設定ミスで表示されない場合でも内容を確認できます。視覚的にどこが直ったかを把握するのには向きませんが、情報の漏れを防ぐには最適です。
「校閲用ウィンドウ(垂直方向)」を選べば画面の左に、「校閲用ウィンドウ(水平方向)」を選べば画面の下に表示されます。本文と照らし合わせながら一つひとつの修正を承諾(確定)したり元に戻したりできるため、複雑な修正が入り乱れている文書では、通常の表示よりもこちらのほうが作業が捗ることもあります。
ズーム倍率と吹き出しの表示幅を調整する
意外な落とし穴として、画面の「ズーム倍率」が挙げられます。画面を拡大しすぎていると、右側の余白に表示されるはずの「変更履歴の吹き出し」が画面の外に押し出されてしまい、見えなくなっていることがあります。特にノートパソコンなどの小さな画面で作業していると、この現象が起こりやすいです。
Ctrlキーを押しながらマウスのホイールを回すか、画面右下のスライダーを動かして、ズーム倍率を少し下げてみてください。また、吹き出しの幅設定が極端に狭くなっている場合も、内容が省略されて表示されないように見える原因となります。これらは「変更履歴のオプション」から詳細なサイズ指定を調整することが可能です。
もし画面の右側に赤い線は出ているのに、具体的な修正内容が書いてある吹き出しが見当たらないという場合は、この表示幅やズームを疑ってみましょう。全体を俯瞰(ふかん)するように表示を小さくすることで、隠れていた変更内容の吹き出しがスッと画面内に戻ってくるはずです。
プライバシー設定やファイル保存時の制限をチェックする

設定をいくら直しても、ファイルを開き直すたびに変更履歴が消えてしまう、あるいは最初から履歴が残っていないという場合は、Wordの「プライバシーオプション」が影響しているかもしれません。企業などで共有するファイルの場合、個人情報を保護するために自動的に履歴を削除する設定が組み込まれていることがあります。
「ファイルを保存するときに個人情報を削除する」設定を確認する
Wordには、ファイルを保存するタイミングで「校閲者名」や「変更履歴」などの個人情報を自動的にクリーニングする機能があります。この機能が有効になっていると、どんなに履歴を記録して保存しても、次にファイルを開いた時にはすべてが消えてしまいます。これは不具合ではなく、セキュリティ上の仕様です。
これを確認するには、「ファイル」タブから「オプション」を開き、「トラストセンター(セキュリティセンター)」を選択します。そこから「トラストセンターの設定」ボタンを押し、「プライバシーオプション」を確認してください。「ファイルを保存するときにファイルのプロパティから個人情報を削除する」にチェックが入っている場合は、これを外しましょう。
ただし、組織のポリシーでこの設定が強制されている場合や、すでに削除されて保存された履歴を復元することはできません。あくまで「これから保存する履歴を守る」ための設定変更となります。履歴を残す必要がある文書なのに、なぜか毎回消えてしまうという現象が起きているなら、ここが最大のチェックポイントです。
ドキュメント検査による履歴の削除に注意する
外部にファイルを提出する直前に「ドキュメント検査」を実行したことはありませんか。ドキュメント検査は、文書内の隠しデータや個人情報を一括で削除してくれる便利なツールですが、ここで「変更履歴」の項目を削除してしまうと、その名の通り履歴データがファイルから完全に消去されます。
一度ドキュメント検査で削除してしまった履歴は、後から元に戻すことができません。もしバックアップがない場合は、残念ながらそのファイルにはもう履歴は残っていないことになります。表示されないのではなく、データ自体が存在しなくなっている状態です。もし表示されないとお困りのファイルが、過去にドキュメント検査を通したものであれば、これが原因の可能性が高いでしょう。
ドキュメント検査を利用する際は、必ず「検査」の実行結果を確認し、「すべて削除」を押す前に本当に消して良い情報なのかを慎重に判断してください。重要な校閲プロセスが残っている段階で実行するのは避けるのが無難です。常に編集用のマスターファイルと、提出用のクリーンなファイルを分けて管理することをおすすめします。
一度「個人情報の削除」設定が有効になって保存されたファイルは、後で設定を解除しても消えた履歴は戻りません。作業を開始する前に、必ずこの設定がオフになっているか確認する習慣をつけましょう。
読み取り専用や保護されたビューの影響を確認する
インターネットからダウンロードしたファイルや、メールの添付ファイルを開くと、画面上部に「保護されたビュー」という黄色いバーが表示されることがあります。この状態では編集が制限されているだけでなく、セキュリティの関係で変更履歴やコメントが一時的に非表示になる、あるいは正しく読み込まれないことがあります。
まずは画面上部の「編集を有効にする」ボタンをクリックして、通常の編集モードに移行させてください。これだけで、隠れていた変更履歴が読み込まれ、校閲タブのメニューも操作できるようになります。保護された状態では、Wordは文書の安全を優先するため、複雑な履歴データの表示を抑制することがあるのです。
また、ファイル自体が「読み取り専用」として保存されている場合も、新しい変更履歴の記録ができなかったり、既存の履歴の表示に制限がかかったりすることがあります。ファイル名を右クリックして「プロパティ」を確認し、読み取り専用の属性がついていないか確認しましょう。また、パスワードで校閲が制限されている場合も、権限がないと詳細な履歴が見られないことがあります。
「変更履歴の記録」そのものがオフになっていた場合の対処

表示設定に問題がないのに履歴が表示されない場合、そもそも「変更履歴の記録」がオンになっていなかったという根本的な原因が考えられます。履歴を記録しているつもりで編集を続けても、機能がオフであれば単に文章が書き換わるだけで、Wordは「どこを直したか」を記憶してくれません。
記録ボタンがアクティブになっているか確認する
最も基本的なことですが、「校閲」タブにある「変更履歴の記録」ボタンがグレーアウト(または色が反転)してオンの状態になっているかを確認してください。このボタンが押されていない状態でいくら文字を消したり書き加えたりしても、変更履歴は一切生成されません。後から「どこを直したっけ?」と思っても、記録がなければ表示させることは不可能です。
もしオフだった場合は、今からでもボタンをクリックしてオンにしましょう。これから行う操作については、しっかりと履歴として残るようになります。Wordを使い慣れていない方によくあるのが、別の箇所を編集しようとして誤ってこのボタンを押してしまい、知らぬ間に記録を止めてしまうというミスです。
ステータスバー(画面下部の細いバー)に「変更履歴の記録: オン/オフ」を表示させる設定にしておくと、常に現在の状態を把握できるので安心です。ステータスバーを右クリックして、「変更履歴の記録」にチェックを入れておけば、常に画面下で記録状態を監視できるようになります。これで「記録し忘れ」という悲劇を防ぐことができます。
過去のバージョンと比較して履歴を「後作り」する
「変更履歴の記録」をオフにしたまま大量の修正をしてしまい、どこを直したか分からなくなったとしても、諦めるのはまだ早いです。もし修正前の古いファイルが別途保存されているのであれば、Wordの「比較」機能を使うことで、後から変更履歴を生成することが可能です。
「校閲」タブにある「比較」ボタンをクリックし、さらに「比較」を選択します。左側に「元の文書(修正前)」、右側に「変更後の文書(修正後)」を指定してOKボタンを押してください。するとWordが2つの文書を自動で照合し、差分をすべて「変更履歴」として書き出した新しい文書を作成してくれます。
この機能を使えば、記録を忘れて直接書き換えてしまった場合でも、まるで最初から履歴を記録していたかのような状態を再現できます。表示されないと嘆く前に、手元に古いバックアップがないか探してみましょう。比較機能は、他人が履歴を残さずに返してきたファイルをチェックする際にも非常に役立つ強力なツールです。
変更履歴のロック(パスワード保護)がかかっていないか
場合によっては、他のユーザーが勝手に変更履歴の記録をオフにできないように、パスワードで「変更履歴の記録」をロックしていることがあります。この状態では、変更履歴の表示設定を変更しようとしても、メニューが選択できなかったり、特定の表示から変えられなかったりすることがあります。
ロックされている場合は、「校閲」タブの「変更履歴の記録」の下にある矢印をクリックし、「記録のロック」が選択されているかどうかを確認します。ロックを解除するにはパスワードが必要になります。もし仕事の資料でロックがかかっている場合は、作成者にパスワードを確認するか、保護を解除してもらう必要があります。
これは文書の整合性を保つための機能ですが、ロックがかかっているために表示の切り替えが制限され、「表示されない」というトラブルに繋がっている可能性があります。メニューが全体的にグレーになっていて操作できないときは、この「保護」や「ロック」の設定が影響していないか疑ってみるのが解決への近道です。
スマホ版やWeb版Wordで変更履歴が表示されない理由

最近では、外出先からスマホやタブレットでWordをチェックしたり、ブラウザ上で動作する「Word for the Web」を使ったりする機会も増えています。しかし、これらの環境はパソコン版のWordと比べて機能が制限されており、変更履歴が表示されない、あるいは表示が異なるという現象が頻発します。
Word for the Web(ブラウザ版)の表示制限
ブラウザで開くWord for the Webは、インストール型のWordに比べて簡易的な作りになっています。そのため、変更履歴が記録されているファイルを開いても、デフォルトでは表示されないことがあります。Web版で履歴を確認するには、画面上部のリボンにある「表示」タブから「校閲」モードに切り替える必要があります。
また、Web版では複雑な書式の変更履歴や、高度な吹き出し設定が正しく再現されないケースもあります。もしWeb版で「表示がおかしい」「履歴が見えない」と感じた場合は、無理にそこで作業せず、パソコン版のWordで開き直すのが最も確実な解決策です。Web版はあくまで簡易的な編集や閲覧用と割り切って使うのが良いでしょう。
さらに、Web版では「変更履歴の記録」をオンにすることはできますが、表示形式を細かくカスタマイズする機能は限られています。PC版で設定した「特定のユーザーのみ表示」といった高度なフィルターが原因で、Web版では全く表示されないという不整合が起きることもあるため注意が必要です。
スマホ・タブレット用アプリ版での確認方法
iPhoneやAndroidのWordアプリでも、変更履歴の確認は可能です。しかし、画面が小さいため初期状態では履歴が隠されていることが多いです。アプリの下部にある「校閲」メニュー(あるいは電球マークやメニューアイコンの中)を探し、「変更履歴の記録」や「表示モード」の設定を確認してください。
アプリ版では、履歴を「インライン(文章の中)」で表示するか、全く表示しないかの選択肢がメインとなります。パソコン版のような「右側に吹き出しを出す」というレイアウトは、画面幅の制約上、非常に見づらかったり省略されたりすることがあります。表示されない時は、「すべてのマークアップを表示」に相当するスイッチがオンになっているかタップして確認しましょう。
また、スマホアプリは最新の状態にアップデートされていますか。古いバージョンのアプリでは、最新のWord形式で記録された複雑な変更履歴を読み込めないことがあります。アプリストアで更新がないかを確認し、最新の状態に保つことで、表示トラブルの多くを回避できます。
ファイル形式(.docと.docx)の違いによる影響
非常に古い形式である「.doc(Word 97-2003文書)」形式でファイルを保存している場合、最新のWordの変更履歴機能と互換性が保てず、正しく表示されないことがあります。特にスマホやWeb版では、古いファイル形式に対するサポートが限定的であるため、表示が崩れたり消えたりする原因になりやすいです。
この問題を解決するには、ファイルを最新の「.docx」形式に変換することをおすすめします。「ファイル」タブから「名前を付けて保存」を選び、ファイルの種類を「Word文書(.docx)」に指定して保存し直してください。最新形式にすることで、Wordのすべての校閲機能がフルに活用できるようになり、表示の不具合も解消される可能性が高まります。
古い形式のまま使い続けると、変更履歴だけでなく、図形やフォントなどのレイアウトも崩れやすくなります。もし画面上部に「互換モード」と表示されている場合は、この形式の古さがトラブルの火種になっているかもしれません。一度最新形式にアップグレードして、表示が戻るか試してみる価値は十分にあります。
word 変更履歴 表示されないトラブルの解決まとめ
Wordの変更履歴が表示されないというトラブルは、多くの場合、設定を少し見直すだけで解決できます。まずは「校閲」タブを開き、表示モードが「すべての変更履歴」になっているか、そして「挿入と削除」などの各項目にチェックが入っているかを確認しましょう。これだけで解決しない場合は、閲覧モードから印刷レイアウトへの切り替えや、ズーム倍率の調整を試してみてください。
また、ファイル保存時に個人情報を削除する設定がオンになっていると、履歴が勝手に消去されてしまいます。プライバシー設定も併せてチェックしておくことが、再発防止に繋がります。万が一、履歴を残さずに編集してしまった場合は、Wordの「比較」機能を使って古いファイルと照合し、履歴を後から生成する裏技も有効です。
最後に、お伝えした内容をまとめたチェックリストを作成しました。困った時は、上から順番に確認してみてください。
| 確認項目 | チェックすべきポイント |
|---|---|
| 表示モード | 「校閲」タブで「すべての変更履歴」が選択されているか |
| 表示のチェック | 「変更履歴の表示」内で「挿入と削除」にチェックがあるか |
| 校閲者フィルタ | 「特定のユーザー」で全員にチェックが入っているか |
| 表示レイアウト | 「閲覧モード」ではなく「印刷レイアウト」になっているか |
| プライバシー設定 | 「保存時に個人情報を削除する」がオフになっているか |
| 記録の有無 | そもそも「変更履歴の記録」ボタンがオンで作業していたか |
これらのポイントを押さえておけば、Wordで変更履歴が表示されなくなっても焦る必要はありません。設定を正しく理解して、スムーズな文書作成と校閲作業を行えるようにしましょう。もし身近に同じ悩みを持っている方がいたら、ぜひこの記事の内容を教えてあげてください。



