Apple Musicで音楽を聴こうとしたとき、本来表示されるはずのアルバムジャケット(アートワーク)が真っ白だったり、音符マークのままだったりすると、せっかくの音楽体験が台無しになってしまいますよね。お気に入りのアルバムが視覚的にも楽しめるのは、定額制音楽配信サービスの大きな魅力の一つです。
この記事では、Apple Musicでジャケットが表示されないとお悩みの方に向けて、その原因と具体的な解決策をデバイス別に分かりやすく解説します。iPhoneやAndroidといったスマホから、PCでの操作まで網羅していますので、ご自身の環境に合わせてチェックしてみてください。設定を見直すだけで、あっという間に解決することも多いですよ。
Apple Musicでジャケットが表示されない主な原因とチェックポイント

Apple Musicのジャケット画像が正しく表示されない場合、まずは何が原因でトラブルが起きているのかを把握することが大切です。多くの場合、アプリの一時的な不具合や設定の不備、あるいは通信環境が関係しています。ここでは、よくある原因を4つのポイントに分けて見ていきましょう。
インターネット接続の状態が不安定になっている
Apple Musicのジャケット画像は、音楽データとは別にインターネット経由で読み込まれます。そのため、通信速度が極端に遅かったり、接続が不安定だったりすると、画像データの取得に失敗して表示されないことがあります。特に、外出先でモバイルデータ通信を使用している際や、公共のフリーWi-Fiに接続しているときは注意が必要です。
また、機内モードがオンになっていたり、モバイルデータ通信の設定で「ミュージック」アプリの通信が許可されていなかったりする場合も、画像は読み込まれません。まずはブラウザでWebサイトが開けるか、他のアプリは正常に動いているかを確認し、インターネット環境に問題がないかをチェックしてみましょう。Wi-Fiを一度オフにしてから再度オンにすると、接続が安定して画像が表示されることもあります。
電波の入りにくい場所にいる場合は、電波の良い場所へ移動してからアプリを再起動してみてください。高画質なジャケット画像はデータ量もそれなりにあるため、通信環境の改善だけで解決するケースが非常に多いのが特徴です。
デバイスのストレージ容量が不足している
スマホやパソコンのストレージ(空き容量)が限界に近いと、Apple Musicがジャケット画像を一時的に保存する「キャッシュ」を作成できなくなります。キャッシュとは、一度読み込んだデータを保存しておくことで、次回からの表示を速くする仕組みのことです。この空き容量が不足していると、新しい画像をダウンロードできず、表示が消えてしまうことがあります。
特にiPhoneやAndroidで、写真や動画、他のアプリで容量がいっぱいになっている場合は、Apple Musicの動作も不安定になりがちです。設定アプリからストレージの空き状況を確認し、少なくとも数GB程度の余裕を確保するようにしてください。不要なアプリを削除したり、古いメッセージを整理したりすることで、スムーズに画像が表示されるようになる可能性があります。
ストレージ不足はジャケットの表示だけでなく、曲の再生が途切れる原因や、アプリ自体が強制終了する原因にもなります。デバイス全体のパフォーマンスを維持するためにも、定期的にストレージの空きをチェックする習慣をつけるのがおすすめです。
ライブラリの同期設定がオフになっている
複数のデバイスでApple Musicを利用している場合、「ライブラリを同期」という設定が重要になります。この設定がオフになっていると、クラウド上の音楽情報と手元のデバイスの情報がうまく一致せず、アートワークが正常に反映されない現象が起こります。特に機種変更をした直後や、OSのアップデートを行った後に勝手にオフになっていることがあるため確認が必要です。
iPhoneの場合は「設定」アプリ内の「ミュージック」項目、PCの場合はミュージックアプリの設定から確認できます。この「ライブラリを同期」がオンになっていないと、自分で追加した曲やプレイリストの画像がいつまで経っても表示されないという事態に陥ります。同期をオンにすることで、Appleのサーバーにある正しい画像データがデバイスに降ってくるようになります。
同期設定を切り替えると一時的にライブラリの読み込みが始まりますが、これが完了するまでには時間がかかることもあります。焦らずに、すべての情報が同期されるのを待ってみましょう。同期が完了すれば、バラバラだったジャケット情報が整理され、正しく表示されるはずです。
Apple Music側のサーバーで一時的な不具合が発生している
自分のデバイスや設定に全く問題がなくても、Apple側のサーバーで障害が発生しているためにジャケットが表示されないことがあります。世界中のユーザーが利用するサービスであるため、まれに一部のデータ配信が滞ることがあるのです。この場合、ユーザー側でできることはほとんどなく、復旧を待つしかありません。
特定のアルバムだけではなく、すべての曲のジャケットが表示されない、あるいは検索なども重いと感じる場合はサーバー障害の可能性があります。Appleの公式サイトにある「システム状況」ページを確認すると、Apple Musicのサービスが正常に稼働しているかどうかがリアルタイムで分かります。もし「課題(Issue)」と表示されていれば、それが原因です。
サーバー側の問題であれば、数時間から1日程度で自然に解決することがほとんどです。SNSなどで「Apple Music ジャケット」と検索してみて、同じような症状を訴えている人が多ければ、自分の個別のトラブルではないと判断して良いでしょう。焦って設定をいじりすぎる前に、一度状況を確認してみてください。
iPhoneやAndroidのスマホで試すべき基本的な対処法

スマホでApple Musicを利用していてジャケットが表示されないときは、まず手軽にできる操作から試していきましょう。設定を深く変更する前に、アプリやデバイスの状態をリセットするだけで直ることが多々あります。ここでは、スマホユーザーが真っ先に実践すべき具体的な解決策を紹介します。
ミュージックアプリを完全に終了して再起動する
最も簡単で効果的な方法が、ミュージックアプリの強制終了と再起動です。アプリを長時間使い続けていると、メモリの処理が追いつかなくなったり、一時的なバグで画像の読み込みが止まってしまったりすることがあります。ホーム画面に戻るだけでなく、マルチタスク画面(スワイプしてアプリ一覧を出す画面)からアプリを上に飛ばして完全に消してください。
その後、再びApple Musicのアイコンをタップして起動します。これにより、アプリが改めて通信を行い、ジャケット画像の取得を再試行します。たったこれだけの操作で、読み込まれなかった画像がパッと表示されることは珍しくありません。アプリがフリーズ気味だったり、動きが鈍いと感じたりしたときにも有効な手段です。
もし一度で直らない場合は、アプリを閉じた後に数秒待ってから再起動してみてください。短時間で何度も繰り返すより、少し間を置くほうがキャッシュのクリアがスムーズに進む場合があります。
デバイス自体の電源を一度切って再起動する
アプリの再起動で改善しない場合は、スマホ本体の再起動を試しましょう。デバイスを長時間起動したままにしていると、OS全体のシステムに細かなエラーが蓄積され、それがアプリの動作に悪影響を及ぼすことがあります。電源ボタンを長押しして一度完全にシャットダウンし、数十秒待ってから再び電源を入れてください。
再起動を行うことで、バックグラウンドで動いていた不要なプロセスがリセットされ、ネットワーク接続もリフレッシュされます。これにより、Apple Musicのデータ通信が正常化し、ジャケット画像が表示されるようになるケースが多いのです。PCのトラブル解決でも基本とされる「再起動」は、スマホにおいても非常に強力な解決策です。
ライブラリの同期設定を一度オフにしてからオンにする
同期設定が原因でトラブルが起きている場合、設定を一度リセットするのが効果的です。iPhoneの設定アプリから「ミュージック」を開き、「ライブラリを同期」のスイッチをオフにします。この際、デバイスから曲が削除される旨の警告が出ることがありますが、クラウド上にはデータが残っているため、再度オンにすれば戻ってきます。
オフにした後、しばらく置いてから再びスイッチをオンに戻してください。これにより、クラウド上の最新のライブラリ情報とデバイスの情報が強制的に再照合されます。この「情報の引き直し」によって、抜け落ちていたジャケット画像が再ダウンロードされる仕組みです。ただし、曲数が多い場合はライブラリの再構築に時間がかかるため、安定したWi-Fi環境で行うようにしましょう。
同期が完了するまでアルバム一覧が空白になることがありますが、慌てずに待ちましょう。しばらくすると、ジャケット画像が一つずつ順番に表示されていくはずです。
ミュージックアプリのキャッシュデータを削除してみる
Androidユーザーの場合は、アプリの設定から個別にキャッシュを削除することが可能です。キャッシュデータが破損していると、古い画像データが邪魔をして新しい画像が表示されないことがあります。設定アプリの「アプリ」からApple Musicを選び、「ストレージとキャッシュ」の中にある「キャッシュを消去」をタップしてください。
iPhoneには個別のキャッシュ削除ボタンはありませんが、アプリを一度アンインストールして再インストールすることで、同様の効果が得られます。ただし、この場合はダウンロードしていた曲データも消えてしまうため、再ダウンロードの手間がかかる点には注意が必要です。まずは他の方法を試し、どうしても改善しない場合の最終手段として考えましょう。
キャッシュをクリアすると、アプリの動作が軽くなるというメリットもあります。長期間Apple Musicを使い続けていて、最近ジャケットの読み込みが遅いと感じている方には特におすすめの方法です。
パソコン(Mac/Windows)でジャケットを表示させる方法

パソコン版のミュージックアプリやiTunesでも、ジャケットが表示されない現象は起こります。PCの場合はスマホよりも詳細な設定が可能で、手動で情報を修正する機能も備わっています。画面が大きく、アルバム一覧を眺める機会が多いPC版だからこそ、しっかり解決しておきましょう。
ミュージックアプリやiTunesを最新版に更新する
PCでApple Musicを利用している場合、ソフトウェアのバージョンが古いことが原因で表示トラブルが起きることがあります。古いバージョンでは、新しい形式の画像データや通信プロトコルに対応できず、ジャケットが正しく表示されない場合があるのです。Macの場合はシステム設定のソフトウェア・アップデート、Windowsの場合はMicrosoft StoreやiTunesのヘルプメニューから更新を確認してください。
最新のアップデートには、バグの修正やパフォーマンスの向上が含まれています。ソフトウェアを最新の状態に保つことは、セキュリティだけでなく表示トラブルを防ぐためにも不可欠です。もしアップデートが保留になっているものがあれば、速やかに適用しましょう。更新後にアプリを起動すると、何事もなかったかのように画像が表示されることもあります。
Windows版のiTunesを使っている方は、最近リリースされた「Apple Music」アプリへの移行も検討してみてください。最新のアプリの方が動作が安定しており、アルバムアートワークの表示トラブルも少なくなっています。
「アートワークを入手」機能を実行する
PC版独自の便利な機能として「アルバムアートワークを入手」があります。これは、Appleのデータベースから該当する曲のジャケット画像を自動的に検索してダウンロードしてくれる機能です。ジャケットが表示されていないアルバムを右クリックし、メニューの中から「アルバムアートワークを入手」を選択してください。
この機能を実行すると、アプリが音楽ファイルの情報を読み取り、最適な画像をサーバーから探し出して適用してくれます。自分で追加したCD音源などの場合、この操作一回で画像が補完されることが多いです。複数のアルバムをまとめて選択して一気に実行することも可能なので、虫食い状態になっているライブラリを整理するのに役立ちます。
アートワークを入手する手順
1. 表示されないアルバムまたは曲を右クリックする
2. メニューから「アルバムアートワークを入手」をクリックする
3. 確認メッセージが出たら「入手する」を選択する
Apple IDからサインアウトして再度サインインする
同期トラブルが深刻な場合は、一度Apple IDからサインアウトしてみるのが有効です。アカウント認証に何らかの不整合が生じていると、ライブラリへのアクセス権限が正しく認識されず、画像の取得が制限されることがあります。アプリのメニューからサインアウトを選び、一度ソフトを終了させてから再度起動してサインインし直します。
サインインし直すと、アカウント情報の再認証が行われ、クラウド上のライブラリと再接続されます。これにより、同期がスムーズになり、消えていたジャケットが復活することがあります。サインアウトすると、オフライン再生用にダウンロードしていた曲が一時的に表示されなくなることがありますが、同期が完了すれば再びダウンロード可能になります。
この方法は少し手間がかかりますが、アカウントレベルの不具合を解消するには非常に強力です。他のデバイスでは表示されるのに、特定のPCだけが表示されないという場合に試す価値があります。
自分で手動でジャケット画像を追加する
「アートワークを入手」を使っても画像が見つからない場合や、マイナーな音源などで公式に画像が提供されていない場合は、手動で画像を追加することができます。PC版では曲の情報を編集して、自分の好きな画像ファイルをジャケットとして設定することが可能です。これにより、表示されないストレスを完全に解消できます。
操作は簡単で、曲を右クリックして「情報を見る」または「プロパティ」を開き、「アートワーク」タブを選択します。そこに用意した画像ファイルをドラッグ&ドロップするか、「アートワークを追加」ボタンから画像を選択して保存するだけです。一度手動で設定した画像は、iCloudミュージックライブラリを通じてスマホなどの他のデバイスにも同期されます。
お気に入りの画像を高画質で設定できるため、こだわりがあるユーザーには特におすすめの方法です。画像の形式はJPEGやPNGが推奨されます。サイズがあまりに大きすぎると同期に時間がかかるため、1000×1000ピクセル程度に調整しておくとスムーズです。
ライブラリを整理して表示を正常に戻すコツ

ジャケットが表示されない原因は、曲情報の「汚れ」にあることも少なくありません。曲のタイトルやアーティスト名が間違っていたり、形式が特殊だったりすると、Apple Musicはどの画像を表示すべきか判断できなくなります。ここでは、ライブラリをきれいに整えて、確実にジャケットを表示させるためのコツを紹介します。
曲情報を編集して正しい情報を入力し直す
ジャケット画像は、曲の「タイトル」「アーティスト名」「アルバム名」という情報を元に紐付けられています。例えば、アルバム名に余計な空白が入っていたり、アーティスト名が「Unknown」になっていたりすると、正しいジャケットは見つかりません。PCのミュージックアプリを使って、これらの情報をApple Musicの公式データと一致するように修正しましょう。
修正の際は、綴り間違いがないか、半角と全角が混ざっていないかを注意深くチェックしてください。情報を正しく書き換えた直後に「アルバムアートワークを入手」を試すと、それまで見つからなかった画像が即座に反映されることがよくあります。特に昔取り込んだCDデータなどは、情報が不十分なケースが多いので見直してみましょう。
また、コンピレーションアルバム(複数のアーティストが参加しているアルバム)の場合は、「コンピレーションの一部」というチェックボックスをオンにすることで、バラバラになっていた曲が一つにまとまり、ジャケットが正常に表示されるようになることがあります。
重複している曲やアルバムを削除して整理する
ライブラリ内に同じ曲やアルバムが重複して存在していると、システムが混乱してジャケットの表示が不安定になることがあります。例えば、CDから取り込んだものと、Apple Musicから追加したものが混在している場合などです。重複しているデータを整理し、不要な方を削除することで、ライブラリの整合性が高まります。
PC版のアプリには「重複する項目を表示」という便利な機能があります。これを使って、同じ曲が複数登録されていないか確認してみましょう。重複を解消することで、ストレージの節約にもなり、ジャケット画像の読み込みエラーも減らすことができます。整理整頓されたライブラリは、動作の軽快さにもつながります。
重複を削除する際は、どちらが「Apple Music」のデータで、どちらが「自分のファイル」なのかをよく確認してください。誤って大事なファイルを消さないよう注意が必要です。
OSのアップデートを行って最新の状態を保つ
アプリの更新だけでなく、デバイス自体のOS(iOS、Android、macOS、Windows)を最新にすることも非常に重要です。Apple MusicはOSのシステム機能と密接に連携しているため、OSに古いバグが残っていると、アプリ側でいくら対策しても改善しないことがあります。最新のOSには、ネットワーク処理の改善や画像描画の最適化が含まれています。
特に「最新のiOSにアップデートしたら、ジャケットが表示されない問題が直った」という報告は非常に多いです。定期的にシステムのアップデートを確認し、常に最新の環境でアプリを動かすように心がけましょう。セキュリティ面でも安心ですし、新しい絵文字や新機能が使えるようになるメリットもあります。
ただし、アップデートを行う際は、必ずバックアップを取ってから、時間に余裕があるときに行うようにしてください。大きなアップデートの直後は、ライブラリの再読み込みで一時的に表示が不安定になることがありますが、数時間待てば安定します。
Wi-Fi環境下でライブラリを再読み込みさせる
モバイル通信での制限を避けるため、Wi-Fiに接続した状態でApple Musicを起動し、ライブラリをじっくり読み込ませる時間を設けるのも一つの手です。一度に大量のアルバムを追加した際などは、バックグラウンドでの画像取得に時間がかかります。ACアダプタに接続し、Wi-Fi環境でアプリを開いたまましばらく放置しておきましょう。
このとき、画面がスリープにならないように設定を変更しておくと、より確実にデータの取得が進みます。寝ている間に充電しながらWi-Fiに繋いでおくだけで、翌朝にはすべてのジャケットが綺麗に表示されていた、ということもよくあります。急いで設定をいじるよりも、「待つ」ことが最善の解決策になる場合もあるのです。
特に通信制限がかかっている状態では、ジャケット画像のダウンロードは後回しにされます。もしギガ(データ容量)を使い切っている場合は、Wi-Fi環境が必須となります。快適な音楽ライフのために、安定したネット環境をフル活用しましょう。
解決しない場合に確認したい特殊なケース

これまでの基本的な対処法をすべて試してもジャケットが表示されない場合、もう少し特殊な要因が絡んでいる可能性があります。ここでは、特定の状況下で起こりうる問題や、最終的な確認事項についてまとめました。意外な落とし穴にハマっていないかチェックしてみましょう。
特定のアルバムだけが表示されない場合のチェックポイント
ライブラリ全体ではなく、特定のアルバムや数曲だけがどうしても表示されないときは、その音源データ自体に問題があるかもしれません。例えば、Apple Musicでの配信が終了してしまった楽曲や、ライセンスの関係で一時的に非公開になっているアルバムなどは、画像データも引き抜かれてしまうことがあります。その曲が現在もApple Musicで配信中かどうか、検索して確認してみてください。
もし検索結果には正常にジャケットが表示されているのに、自分のライブラリ内だけ表示されない場合は、その曲を一度ライブラリから削除し、再度検索結果から追加し直してみてください。これにより、古い情報が破棄され、最新の配信データとして正しく登録されます。この「削除して再追加」は、ピンポイントな不具合に非常に有効なテクニックです。
また、自分でアップロードしたMP3ファイルなどが著作権保護の関係でマッチングに失敗している場合も、ジャケットが表示されないことがあります。この場合は、前述した「手動での画像追加」で対応しましょう。
Apple Musicのサブスクリプション状況を確認する
意外と盲点なのが、Apple Musicの契約状況です。支払いのトラブル(クレジットカードの期限切れなど)でサブスクリプションが一時停止状態になっていると、ライブラリの機能が制限されます。この状態では、以前追加した曲の再生はできても、ジャケット画像などの付随するデータがサーバーから送られてこなくなることがあります。
設定アプリの「サブスクリプション」から、Apple Musicが現在も「有効」になっているかを確認してください。もし「有効期限切れ」になっている場合は、支払い情報を更新して契約を再開しましょう。契約が復活すれば、同期機能も元通りになり、ジャケットが表示されるようになります。
家族で「ファミリープラン」を利用している場合は、代表者の支払い設定に問題がないかも確認が必要です。サブスクリプションが正常であれば、次のステップに進みましょう。
地域制限やライセンスの影響を考慮する
Apple Musicは国や地域によって配信されている楽曲が異なります。例えば、海外旅行中に現地のWi-Fiに接続したり、Apple IDの国設定を変更したりすると、今まで表示されていたジャケットが消えてしまうことがあります。これは、ライセンスの関係でその地域では表示が許可されていない画像があるためです。
また、日本国内であっても、アーティスト側が特定の曲を配信停止にした場合、ジャケット画像が表示されなくなることがあります。この場合はユーザー側でできる対処法はありません。もし特定のアーティストの曲だけが一斉に消えたなら、公式のお知らせや音楽ニュースを確認してみると、配信停止の情報が出ているかもしれません。
こうした地域・ライセンスの問題は時間が経てば解決することもありますが、どうしても画像を表示させたい場合は、やはり手動で自分の好きな画像を設定するのが一番確実な方法です。
Appleサポートに問い合わせる前の最終確認
あらゆる方法を試しても状況が変わらない場合は、最後に以下の項目を確認した上で、Appleの公式サポートへ問い合わせることを検討しましょう。自分の不具合が「自分だけ」のものなのか、システム全体のものなのかを伝えることで、サポート側もスムーズに対応してくれます。
| 確認項目 | チェック内容 |
|---|---|
| 他のデバイス | iPadや別のPCなど、他の端末でも同じ症状か? |
| 通信環境の切り替え | Wi-Fiと4G/5Gの両方で試したか? |
| アプリのバージョン | App Storeで最新版になっているか? |
| 空き容量 | デバイスに数GB以上の空きがあるか? |
これらの情報を整理した上で問い合わせれば、個別のバグとして調査してもらえる可能性があります。チャットサポートや電話サポートは、丁寧に対応してくれるので心強い味方です。問い合わせる際は、具体的にどのアルバムが表示されないのか、いつから症状が出ているのかを伝えるとスムーズです。
Apple Musicのジャケットが表示されないトラブルを解決して音楽を楽しもう
Apple Musicでジャケットが表示されないトラブルは、多くの場合、通信環境や設定のちょっとした見直しで解決できるものです。まずは「アプリやデバイスの再起動」という基本を試し、それでもダメなら「ライブラリの同期設定」や「PCでの情報修正」を一つずつ確認していきましょう。
お気に入りの音楽に、素敵なアートワークが添えられている。それだけで、音楽を聴く時間はもっと豊かで楽しいものになります。視覚的にも満足できるライブラリを作り上げて、快適なデジタルミュージックライフを取り戻してくださいね。今回ご紹介した方法が、あなたのトラブル解決の助けになれば幸いです。



