エクセルで資料を完成させた後、いざ印刷しようとして「印刷プレビュー」を確認しようとしたら何も表示されない、あるいは真っ白な画面になってしまう。そんなトラブルに直面したことはありませんか。印刷プレビューが表示されないと、レイアウトが崩れていないか確認できず、作業が止まってしまい非常に困りますよね。
この現象は、単純な設定ミスからプリンタードライバーの不具合、エクセル自体のシステムエラーまで、さまざまな原因が考えられます。本記事では、印刷プレビューが表示されないエクセルのトラブルを解消するために、初心者の方でも試しやすい順に対策をまとめました。PCの操作に自信がない方でも、一つずつ手順を追っていけば解決できるように解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
印刷プレビューが表示されない場合にエクセルで最初に確認する項目

エクセルで印刷プレビューが表示されないとき、まずは最も単純な設定ミスを疑ってみましょう。システム側の不具合ではなく、操作ミスや設定の漏れが原因であるケースが意外と多いものです。まずは以下の3つのポイントを順番に確認してみてください。これだけであっさりと解決することも少なくありません。
プリンターの選択が正しく行われているか確認する
エクセルが印刷プレビューを生成するためには、出力先となるプリンターの情報が必要です。もしプリンターが「未選択」になっていたり、以前使っていた古いプリンターが選択されていたりすると、プレビューが正しく表示されないことがあります。まずは「ファイル」タブから「印刷」を選択し、プリンター名が正しく表示されているか確認しましょう。
特に、ネットワークプリンター(会社などで共有しているプリンター)を使用している場合、接続が一時的に切れているだけでプレビューが表示されなくなることがあります。もし特定のプリンターで表示されない場合は、「Microsoft Print to PDF」などを一時的に選択してみてください。これでプレビューが表示されるなら、原因はプリンターとの接続環境にあると特定できます。
また、プリンターがオフライン状態になっている場合も、エクセルは詳細な印刷情報を取得できず、プレビュー画面が真っ白になることがあります。プリンター本体の電源が入っているか、USBケーブルが抜けていないか、Wi-Fi接続に問題がないかも併せてチェックしておくと安心です。基本的なことですが、最初に見直すべき重要なポイントです。
印刷範囲の設定が適切かどうかをチェックする
次に確認したいのが「印刷範囲」の設定です。エクセルでは特定のセル範囲だけを印刷するように設定できますが、この範囲にデータが全く含まれていない空のセルが指定されていると、プレビューには何も表示されません。意図せず印刷範囲を設定してしまっている可能性を疑ってみましょう。
印刷範囲をリセットするには、「ページレイアウト」タブをクリックし、「印刷範囲」メニューから「印刷範囲のクリア」を選択します。これにより、シート内のデータがある全範囲が自動的に印刷対象となります。この操作を行った後に、再度「ファイル」から「印刷」を開き、プレビューが表示されるか確認してみてください。
もし特定の範囲だけを印刷したい場合は、改めてマウスで範囲を選択し直してから「印刷範囲の設定」を行ってください。また、改ページプレビュー画面(右下のアイコンで切り替え可能)を確認し、青い枠線がデータの外側に正しく設定されているかを目視でチェックするのも有効な手段です。
シート内に印刷可能なデータが存在するか確認する
意外な盲点として、表示されているデータが実は「印刷しない」設定になっている場合があります。例えば、セルのフォント色が白に設定されていたり、図形や画像の設定で「オブジェクトを印刷する」のチェックが外れていたりすると、プレビュー画面には現れません。また、単純にデータが入力されていない空のシートをプレビューしようとしていないかも確認しましょう。
確認方法としては、Ctrlキーを押しながら「A」キーを押して全選択を行い、フォントの色を黒に設定し直してみてください。また、図形や画像が表示されない場合は、対象のオブジェクトを右クリックし、「図形の書式設定」から「プロパティ」を開き、「オブジェクトを印刷する」にチェックが入っているかを確認します。
もし非表示の行や列にだけデータが入っている場合も、通常の印刷設定ではプレビューに表示されません。シート全体を確認し、データが正しく「印刷対象」として認識される状態にあるかを確認することが、トラブル解決の近道となります。
プリンターの接続やドライバーに問題がある場合の対処法

エクセルの設定に問題がない場合、次に疑うべきはパソコンとプリンターを橋渡ししている「プリンタードライバー」です。ドライバーは、エクセルのデータをプリンターが理解できる信号に変換するソフトウェアのことです。このソフトウェアが古かったり破損していたりすると、エクセルはプレビュー画像を生成できなくなります。
通常使うプリンターの設定を見直す
Windowsの設定で「通常使うプリンター」が正しく指定されていないと、エクセルがどの印刷設定を基準にプレビューを作ればよいか迷ってしまうことがあります。特に複数のプリンターやPDF作成ソフトがインストールされている環境では、この設定が重要です。まずはWindowsの設定画面から、プリンターの状態を確認しましょう。
手順としては、Windowsの「設定」から「デバイス(またはBluetoothとデバイス)」を開き、「プリンターとスキャナー」を選択します。現在使用しているプリンターをクリックし、「既定として設定する」ボタンを押してください。もし「Windows で通常使うプリンターを管理する」という項目にチェックが入っている場合は、一度外して手動で設定してみるのがおすすめです。
既定のプリンターを別のもの(例えばMicrosoft Print to PDFなど)に変更してから、再度元のプリンターに戻すという操作だけで、プレビューが表示されるようになることもあります。これは、内部的なプリンター情報の読み込みがリフレッシュされるためです。
最新のプリンタードライバーを再インストールする
プリンタードライバーが古い、またはWindowsのアップデートによって互換性が失われた場合、印刷プレビューが表示されないトラブルが発生しやすくなります。この場合は、メーカーの公式サイトから最新のドライバーをダウンロードしてインストールし直すのが最も確実な解決策です。
まず、現在インストールされているドライバーを「プリンターとスキャナー」の設定画面から削除します。その後、エプソンやキャノン、ブラザーといった各メーカーのサポートページにアクセスし、使用しているプリンターの型番を検索してください。お使いのWindowsのバージョン(Windows 10や11など)に合った最新のインストーラーをダウンロードし、画面の指示に従って再インストールを行います。
ドライバーを更新することで、プレビューが表示されない問題だけでなく、印刷が途中で止まる、文字化けするといった他の印刷トラブルも同時に解決できることが多いです。数分で終わる作業ですので、不具合を感じたら早めに試してみる価値があります。
スプーラー(印刷待ちデータ)をクリアにする
「スプーラー」とは、印刷データを一時的に貯めておく仕組みのことです。過去の印刷ジョブ(印刷待ちのデータ)がエラーのまま残っていると、それが壁となって新しいプレビューを表示できなくなることがあります。この印刷待ちデータを強制的に削除して、システムをクリーンな状態に戻してみましょう。
「プリンターとスキャナー」の設定画面から、使用しているプリンターの「印刷キューを開く」を選択します。もしリストに何かが残っている場合は、「すべてのドキュメントを取り消す」をクリックして削除してください。削除した後は、念のためパソコンを一度再起動させるのがベストです。
再起動することで、Windowsの印刷サービス自体もリセットされます。これにより、詰まっていたデータが解消され、エクセルからスムーズにプレビュー情報が送られるようになります。プリンター本体の電源も一度切り、しばらく時間を置いてから入れ直すとさらに効果的です。
プリンタードライバーの入れ替えを行う際は、古いドライバーをアンインストールした後に一度PCを再起動してから、新しいドライバーをインストールすると確実です。
エクセルファイルのデータ量や構成が原因で表示されないとき

ファイル自体の構成が複雑すぎたり、データ量が多すぎたりする場合も、印刷プレビューが表示されない原因となります。エクセルがプレビュー画像を作成する際には一時的に大きなメモリを使用するため、限界を超えると表示を諦めてしまうのです。ファイルの状態を整理することで、プレビューが表示されるようになるか確認してみましょう。
高解像度の画像や大量のオブジェクトを整理する
シート内に非常に高画質な写真や、何百個もの図形(オートシェイプ)が含まれていると、プレビューの生成に膨大な時間がかかったり、処理落ちして表示されなかったりします。特にデジカメやスマホで撮影した写真をそのまま貼り付けている場合は注意が必要です。画像が多すぎないか確認してみましょう。
対策として、画像のファイルサイズを縮小することが有効です。エクセル内の画像を選択し、「図の形式」タブから「図の圧縮」をクリックします。解像度を「電子メール用」や「Web用」などに下げて適用することで、ファイル全体の負荷を劇的に下げることができます。これだけで、止まっていたプレビューが動き出すことがよくあります。
また、不要な図形が重なって隠れていないかもチェックしてください。「ホーム」タブの「検索と選択」から「オブジェクトの選択」を使い、画面上に見えない不要なオブジェクトがないかを確認し、削除します。スッキリしたデータ構成にすることで、エクセルの動作自体も軽快になります。
セルの結合や複雑な書式設定を見直す
非常に広範囲にわたるセルの結合や、複雑な条件付き書式が多数設定されているシートも、印刷プレビューに負担をかけます。特に、数万行にわたるデータに対して複雑な色分けルールを適用している場合などは、プレビューの計算が追いつかなくなることがあります。
一度、問題が発生しているシートのコピーを作成し、そのコピー版で「すべての書式をクリア」してみてください。もし書式を消した状態でプレビューが表示されるのであれば、原因は特定の書式設定にあると断定できます。その後は、必要な書式だけを少しずつ戻しながら、どの設定が負荷の原因になっているかを特定していきます。
特に、条件付き書式の範囲が「$A:$Z」のように列全体に指定されている場合は、「$A$1:$Z$100」のように必要な範囲だけに限定することで負荷を軽減できます。細かい工夫ですが、ファイルが重いと感じる場合には非常に効果的な対策です。
破損した古いファイル形式(.xls)を変換する
古いバージョンのエクセルで作成されたファイル(拡張子が .xls のもの)を、最新のエクセルで開いて作業している場合、互換性の問題でプレビューが表示されないことがあります。古い形式は現在のシステムと完全には一致しない部分があるため、最新の形式に保存し直してみましょう。
「ファイル」タブの「名前を付けて保存」から、ファイルの種類を「Excel ブック (.xlsx)」に変更して保存してください。最新の形式に変換することで、データの構造が最適化され、印刷機能との連携もスムーズになります。また、マクロを含むファイルの場合は「.xlsm」形式で保存し直してください。
保存し直した新しいファイルで印刷プレビューを確認してみてください。古い形式のまま使い続けると、印刷以外にも計算ミスや動作不安定の原因になることがあるため、この機会に全てのファイルを新しい形式へ移行しておくことをおすすめします。
ファイル軽量化のチェックリスト
・画像の解像度を圧縮してファイルサイズを小さくしたか
・不要な図形やテキストボックスが残っていないか
・条件付き書式の範囲が広すぎないか
・古い .xls 形式ではなく .xlsx 形式で保存しているか
エクセル本体やOfficeソフトの不具合を解消する方法

ファイルやプリンターの設定に問題がないのにプレビューが表示されない場合、エクセルそのものやOfficeシステム全体に一時的な不具合が発生している可能性があります。ソフトウェアの修復機能などを使って、システムを正常な状態に戻す手順を試してみましょう。これらは少し専門的に見えますが、操作自体は簡単です。
エクセルを「セーフモード」で起動して確認する
エクセルには、追加機能(アドイン)などを読み込まずに最小限の構成で起動する「セーフモード」があります。もしアドインが干渉して印刷プレビューを邪魔している場合、セーフモードなら正しく表示されるはずです。まずは切り分けのためにこの方法を試してください。
セーフモードで起動するには、キーボードの「Ctrlキー」を押したままエクセルのアイコンをダブルクリックします。「セーフモードで起動しますか?」というメッセージが出るので「はい」を選択しましょう。その状態でファイルを開き、印刷プレビューが表示されるか確認します。
もしセーフモードでプレビューが表示されるなら、インストールされている「アドイン」が原因です。通常通りエクセルを起動し直し、「ファイル」>「オプション」>「アドイン」から、不要なアドインを一つずつ無効にして原因を特定してください。特にサードパーティ製のセキュリティソフトやPDF変換ソフトのアドインが影響していることが多いです。
Officeの「修復」機能を実行する
エクセルのプログラムファイル自体が一部破損している場合、設定を変えてもプレビューは表示されません。Windowsには、こうしたOfficeの不具合を自動でスキャンして直してくれる「修復」という便利な機能が備わっています。再インストールする前に、まずはこの修復機能を使いましょう。
Windowsの「設定」から「アプリ」>「インストールされているアプリ」を開き、一覧から「Microsoft Office」または「Microsoft 365」を探します。その横にある「…」ボタン(または変更ボタン)をクリックし、「修正」を選択してください。ここで「クイック修復」と「オンライン修復」の2種類が選べます。
まずは数分で終わる「クイック修復」を試してください。それでも改善しない場合は、より徹底的にファイルを入れ替える「オンライン修復」を実行しましょう。オンライン修復は時間がかかりますが、プログラムの根本的な問題を解決できる可能性が非常に高い、頼もしい機能です。
Officeの最新アップデートを適用する
Microsoftは、エクセルの不具合を解消するための更新プログラムを頻繁に配布しています。印刷プレビューが表示されないというトラブルが、実は既知のバグ(不具合)であり、すでに修正パッチが出ているというケースも少なくありません。Officeが最新の状態か確認してみましょう。
エクセルの「ファイル」タブから「アカウント」を選択し、「更新オプション」の中にある「今すぐ更新」をクリックします。もし未適用のアップデートがあれば、自動的にダウンロードとインストールが始まります。完了したらエクセルを再起動して、プレビュー画面を確認してみてください。
Windows自体のアップデートと連動している場合もあります。もしOfficeの更新で見つからない場合は、Windowsの設定から「Windows Update」を開き、更新プログラムの確認を行ってください。システム全体を最新に保つことは、印刷トラブルだけでなくセキュリティ面でも非常に大切です。
WindowsやOS側の表示設定を見直して解決する手順

エクセルの印刷プレビューは、Windowsの画面表示システムと密接に関係しています。そのため、エクセルの外側、つまりWindowsの設定が原因で表示が阻害されていることもあります。特に高解像度モニターを使用している場合や、ディスプレイ設定を変更した後にトラブルが起きやすいのが特徴です。
画面の拡大倍率(スケーリング)を調整する
Windowsでは、文字を読みやすくするために「拡大縮小とレイアウト」という設定で画面を125%や150%に拡大できます。しかし、この設定が原因でエクセルの描画処理が追いつかず、印刷プレビュー画面が真っ白になったり、配置がズレたりすることがあります。
確認するには、デスクトップの何もないところを右クリックし、「ディスプレイ設定」を開きます。「拡大縮小とレイアウト」の項目にある「拡大縮小」を、推奨されている値(通常は100%または125%)に変更してみてください。もし推奨値以外を使っている場合は、一度100%に設定してエクセルのプレビューが表示されるか試してみましょう。
特定のモニター(外部ディスプレイなど)に接続した時だけ表示されない場合は、メインディスプレイの解像度とサブディスプレイの解像度の差が影響している可能性もあります。この設定を調整するだけで、プレビューが正常に戻るケースは意外と多く報告されています。
一時ファイル(Tempフォルダ)を掃除する
Windowsやエクセルは、動作中に「一時ファイル」というデータを保管します。この一時ファイルが溜まりすぎたり、古いデータがゴミとして残ったりしていると、新しい印刷プレビューを作成するための作業スペースが確保できず、エラーになることがあります。これを一度きれいに掃除してみましょう。
キーボードの「Windowsキー」と「Rキー」を同時に押し、出てきた画面に「%temp%」と入力してEnterを押します。すると一時ファイルが保存されているフォルダが開きます。ここにあるファイルは全て削除してしまっても問題ありません(使用中のものは削除できないという警告が出ますが、それはスキップして大丈夫です)。
フォルダ内を空にした後、ごみ箱も空にしてからパソコンを再起動してください。これによりシステムがリフレッシュされ、エクセルがスムーズにプレビュー用のデータを生成できるようになります。動作が重いと感じた時全般に使える、非常に有効なメンテナンス手法です。
ハードウェアグラフィックアクセラレータの設定を切り替える
エクセルには、画面描写を高速化するための「ハードウェアグラフィックアクセラレータ」という機能があります。しかし、パソコンに搭載されているビデオカード(GPU)との相性が悪いと、逆に表示トラブルを引き起こす原因になります。この機能をオフにして様子を見てみましょう。
エクセルの「ファイル」タブから「オプション」を開き、「詳細設定」を選択します。「表示」セクションの中にある「ハードウェアグラフィックアクセラレータを無効にする」という項目にチェックを入れてください(バージョンによってはこの項目がない場合もあります)。
設定を変更したら「OK」を押し、念のためエクセルを再起動します。もしこれが原因だった場合、この設定一つでプレビューが瞬時に表示されるようになります。最新のPCや、逆に少し古いPCで発生しやすいトラブルですので、試してみる価値は十分にあります。
| 確認項目 | 主な原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| ディスプレイ設定 | 拡大倍率の不整合 | 拡大縮小を100%に戻す |
| システム負荷 | 一時ファイルの蓄積 | Tempフォルダ内の清掃 |
| 描画設定 | GPUとの相性問題 | グラフィックアクセラレータの無効化 |
印刷プレビューが表示されないエクセルのトラブル解決手順まとめ
エクセルで印刷プレビューが表示されないトラブルは、多くの場合、単純な設定ミスやシステムのちょっとした不整合が原因です。焦ってファイルを最初から作り直す前に、まずは本記事で紹介した内容を順番に確認してみてください。最後におさらいとして、特に重要なポイントを簡潔にまとめます。
まず最初に行うべきは、プリンターが正しく選択されているか、そして印刷範囲の設定が間違っていないかの確認です。意外にも、これだけで解決するケースが全体の半分以上を占めています。特定のファイルだけで発生する場合は、データの整理やファイル形式の変換(.xlsxへの移行)を試みましょう。
次に、プリンタードライバーの更新やOfficeの修復機能を活用してください。ソフト側の不具合であれば、オンライン修復を実行することでほとんどの問題が解消されます。また、Windowsのディスプレイ設定(拡大率)や一時ファイルの削除といった、PC環境側のメンテナンスも忘れてはいけないポイントです。
エクセルは非常に便利なツールですが、印刷周りの処理は意外とデリケートです。日頃から不必要な画像を圧縮したり、古いファイル形式を使い回さないように意識したりすることで、将来的なトラブルを未然に防ぐことができます。もし再びプレビューが表示されなくなっても、この記事の手順を一つずつ試していけば、きっとスムーズに解決できるはずです。


