ポケモンGOの「ルート」機能は、他のトレーナーが作成した道筋を辿ることで、特別なポケモンと出会えたり報酬をもらえたりする魅力的なコンテンツです。しかし、いざ遊ぼうと思っても「近くにルートがない」「メニューに表示されない」といったトラブルに直面することがあります。特に地方や住宅街ではルートが見つかりにくく、困っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ポケモンGOでルートが表示されない原因を詳しく紐解き、初心者の方でも簡単に試せる解決策をまとめました。GPSの設定からアプリの不具合対応、さらには効率的なルートの探し方まで網羅しています。せっかくの冒険をスムーズに進めるために、この記事を参考にしてルート機能のトラブルをスッキリ解消しましょう。
ポケモンGOでルートが表示されない(ルートがない)主な原因

ポケモンGOを起動して「付近の様子」を確認してもルートが表示されない場合、いくつかの要因が考えられます。まずは、なぜ自分の環境でルートが出てこないのか、その根本的な理由を把握することが解決への第一歩です。
プレイヤーのトレーナーレベルが条件を満たしていない
ポケモンGOの新機能は、多くの場合トレーナーレベル(TL)による制限が設けられています。ルート機能についても実装当初は高いレベルが必要でしたが、現在はトレーナーレベル5以上であれば誰でもルートを歩くことが可能です。ただし、自分でルートを「作成・申請」するためには、より高いレベルが求められます。
もし始めたばかりの初心者の方で、メニュー自体が見当たらない場合は、まず最低限のレベルをクリアしているか確認しましょう。レベル5は数分から数十分のプレイで到達できるため、まずはポケモンの捕獲やポケストップの回転で経験値を稼ぐのが先決です。また、お子様用のアカウント(Niantic Kids)を使用している場合、保護者の設定によっては機能が制限されている可能性もあります。
周辺にルートを作成・申請しているユーザーがいない
「ルート」は運営が自動で用意したものではなく、世界中のトレーナーたちが実際に歩いて申請し、承認されたものです。そのため、プレイヤーの少ない地域や新しい住宅地などでは、まだ誰もルートを作っていないという状況が多々あります。これが「ルートがない」と言われる最大の原因の一つです。
都市部の駅前や有名な公園であれば数多くのルートが存在しますが、地方ではポケストップの間隔が広く、ルートの起点となる場所が不足していることもあります。ルートは「ポケストップ」または「ジム」をスタート地点とゴール地点に設定する必要があるため、そもそも対象となるスポットが少ない場所では、ルート機能を楽しむのが難しいのが現状です。
端末の位置情報設定やGPSの精度に問題がある
ルート機能は、プレイヤーが実際に決められた道を歩いているかを非常に厳密に判定します。そのため、スマートフォンのGPS(位置情報)が不安定だったり、精度が低かったりすると、近くにあるはずのルートが正しく読み込まれないことがあります。地下街や高層ビル群など、GPS信号が乱れやすい場所では特に注意が必要です。
また、スマートフォンの設定で位置情報の取得が「アプリの使用中のみ」になっている場合、バックグラウンドでの動作に影響が出てルートが途切れる原因にもなります。アプリ側でルートを検索する際も、現在地が正確に把握できていないと「近くにルートはありません」というメッセージが表示されてしまうため、設定の見直しが不可欠です。
アプリのバージョンが古く新機能に対応していない
ポケモンGOは頻繁にアップデートが行われており、ルート機能のような比較的新しいシステムは、古いバージョンのアプリでは正常に動作しないことがあります。自動更新をオフにしている場合、知らぬ間にアプリが古いままになっており、最新のデータが反映されていないケースが考えられます。
不具合の修正もアップデートを通じて行われるため、特定のバグでルートが表示されない場合も、最新版へ更新することで解決することがほとんどです。アプリストア(Google PlayストアやApp Store)を確認し、更新ボタンが表示されていないか定期的にチェックする習慣をつけましょう。古いOSを搭載したスマートフォンを使用している場合も、動作が不安定になる要因となります。
ルートが見つからない時にまず確認すべき設定

設定一つで「ルートがない」状態が改善されることも少なくありません。ここでは、端末やアプリの設定面でチェックしておくべき重要なポイントを具体的に解説します。これらを順番に確認していくことで、システムの不備によるトラブルを排除できます。
端末の位置情報(GPS)が「常に許可」になっているか
ルート機能を快適に利用するためには、スマートフォンの設定でポケモンGOに対する位置情報の権限を「常に許可」に設定しておくことが推奨されます。「アプリの使用中のみ」でも動作はしますが、画面を閉じたり他のアプリを開いたりした際に計測が止まり、ルートの読み込みがうまくいかないことがあるからです。
【iPhoneの設定方法】
設定アプリ > プライバシーとセキュリティ > 位置情報サービス > Pokémon GO > 「常に」を選択
【Androidの設定方法】
設定 > アプリ > Pokémon GO > 権限 > 位置情報 > 「常に許可」を選択
また、「正確な位置情報」という設定項目がある場合は、必ずオンにしてください。これにより、数メートルの誤差でルートから外れてしまう判定ミスを減らすことができます。特にルートの開始地点に立っているのに始まらないというトラブルに効果的です。
キャッシュの消去とデータの高度な再同期を試す
アプリ内に古いデータが蓄積されていると、表示に不具合が生じることがあります。これを解決するために、ポケモンGOの設定メニューにある「高度な設定」から「データの再同期」を実行してみましょう。これにより、サーバー上の最新データと端末の状態を一致させることができます。
Androidユーザーの場合は、端末の設定から「アプリ」を選択し、ポケモンGOの「キャッシュを消去」することも有効です。キャッシュは一時的な保存データですが、これが壊れていると新しい情報(ルートなど)が読み込まれない原因になります。なお、「データの消去」を選ぶとログイン情報が消えてしまうため、必ず「キャッシュ」の方を選んでください。
ネットワーク環境の切り替え(Wi-Fiと4G/5G)
インターネット接続が不安定な場合も、ルート情報がサーバーから正しく降ってきません。特に街中のフリーWi-Fiに自動接続されてしまうと、通信速度が極端に遅くなったり、認証画面で止まってしまったりして、ゲームの通信が阻害されることがあります。ルートを探す際は、一度Wi-Fiをオフにしてモバイルデータ通信(4G/5G)に切り替えてみるのがおすすめです。
逆に、モバイル通信の速度制限がかかっている場合は、通信がタイムアウトしてルートが表示されないことがあります。その場合は安定したWi-Fi環境でルート情報を読み込んでから出発するなどの工夫が必要です。また、機内モードのオン・オフを繰り返すことで、ネットワーク接続がリフレッシュされ、状況が改善することもあります。
ルートを効率よく探すためのコツと周辺機能の使い方

設定に問題がないのにルートが見つからない場合は、探し方を工夫する必要があります。ポケモンGOにはルートを探すための専用画面があるほか、外部ツールを活用することで劇的に見つけやすくなります。ここでは、より実践的な探索テクニックを紹介します。
「付近の様子」メニューからルートタブを正しくチェックする
基本的な操作ですが、ルートを探すには画面右下の「付近の様子」アイコン(ポケモンのシルエットが表示されている場所)をタップし、上部のタブから「ルート」を選択します。ここで「付近にルートがありません」と表示される場合は、今いる場所から半径数キロ以内には承認されたルートが存在しないことを意味します。
ルートタブには、現在地から近い順に候補が表示されます。ルートのタイトルや距離、所要時間の目安が確認できるので、自分が歩けそうなものを選びましょう。また、ルートのリストが表示されている状態で少し移動してみると、新しいルートがリストに加わることがあります。諦めずに少し広い通りまで出てから再度チェックしてみてください。
街中や大きな公園などルートが作られやすい場所へ移動する
ルートはトレーナーが申請するものなので、必然的に「人が集まりやすい場所」に集中しています。住宅街でいくら探しても見つからない場合は、少し足を伸ばして以下のような場所へ向かってみましょう。
1. ターミナル駅の周辺
2. 市区町村が指定している大きな公園
3. 有名な観光地や商店街
4. ポケストップが密集しているエリア
これらの場所はアクティブなプレイヤーが多く、複数のルートが重なり合っていることも珍しくありません。特に「コミュニティ・デイ」などのイベント会場となるような公園は、ルートの宝庫です。一度見つけたルートを「お気に入り」に登録しておけば、次回から探す手間を省くことができます。
キャンプファイヤー(Campfire)アプリを活用して探す
Nianticが提供している周辺交流アプリ「Campfire(キャンプファイヤー)」を使えば、ゲーム画面よりも広範囲にルートを検索できます。このアプリのマップ機能には「ルート」の表示オプションがあり、どこにどのようなルートがあるのかを地図上で俯瞰して確認することが可能です。
ゲーム内では現在地の近くしか分かりませんが、Campfireを使えば「隣の駅まで行けばルートがある」「あの公園に3つルートが集中している」といった情報を事前に把握できます。ルート探索の効率を格段に上げることができるため、本格的にルート機能を楽しみたい方はインストール必須のツールと言えるでしょう。ポケモンGOと同じアカウントでログインするだけで簡単に連携できます。
Campfireでルートを確認する際は、マップ上のフィルター設定で「ルート」がオンになっていることを確認してください。もし表示されない場合は、地図を拡大したり、少し場所をずらして再検索したりすると表示されるようになります。
自分でルートを作成するための条件と手順

もし身近にどうしてもルートがないのであれば、自分自身で作成してしまうのが最も確実な解決策です。自分で作ったルートが承認されれば、毎日の通勤や散歩コースが特別な冒険の道に変わります。ここでは、ルート作成に必要な条件とコツを詳しく見ていきましょう。
ルート作成機能が解放されるトレーナーレベルと条件
誰でもルートを歩くことはできますが、作成するには一定の基準を満たしている必要があります。現在、トレーナーレベル37以上のプレイヤーにルート作成権限が順次解放されています。実装当初はレベル40以上など厳しい制限がありましたが、徐々に緩和されてきました。
自分のプロフィール画面を確認し、「ルートを作成」という項目が表示されていれば、作成の準備は万端です。ただし、過去にゲーム内で規約違反(ペナルティ)を受けていたり、アカウントの状態が不安定だったりすると、レベルを満たしていても作成できない場合があります。健全なプレイを心がけているトレーナーであれば、基本的にはレベル到達とともに機能が使えるようになります。
ルート申請から承認までにかかる時間の目安
ルートを申請したからといって、すぐにゲーム内に反映されるわけではありません。Niantic側での審査、またはAIによる自動審査を通過する必要があります。承認にかかる時間は非常にバラつきがあり、数分で即承認されるケースもあれば、数週間から1ヶ月以上待たされるケースもあります。
審査が早いルートの特徴としては、過去に他のルートが通っていない新しい道を正確に辿っているものや、公序良俗に反しない適切なタイトル・説明文が設定されているものが挙げられます。逆に、審査が混み合っている時期や、似たようなルートが既に存在する場合は、確認に時間がかかる傾向にあります。気長に待つ姿勢が大切です。
承認されやすいルートと却下されやすいルートの違い
せっかく作成したルートが却下(非承認)されてしまうと、時間と労力が無駄になってしまいます。承認されやすいルートを作るためのポイントを理解しておきましょう。
| 項目 | 承認されやすい例 | 却下されやすい例 |
|---|---|---|
| ルートの場所 | 公道、公園内の遊歩道、観光地 | 私有地、学校、軍事施設、墓地 |
| タイトル | 「○○公園のお散歩コース」など具体的 | 「あああ」「test」など意味不明なもの |
| ルートの距離 | 500m ~ 2000m 程度の適切な長さ | 短すぎる(500m未満)または長すぎる |
| 安全性 | 歩行者が安全に歩ける歩道 | 線路内や車道、立ち入り禁止区域 |
特に安全面は厳しくチェックされます。スマートフォンの画面を見ながら歩くことが前提の機能であるため、危険な場所を通るルートはまず通りません。また、特定の個人名や差別的な表現を含むタイトルもNGです。誰が見ても分かりやすく、安全に歩けるコースを提案しましょう。
ルート機能に関するよくあるトラブルと疑問

ルートを見つけた後も、実際に歩いてみると「途中で計測が止まる」「ゴールできない」といった小さなトラブルが起こることがあります。ここでは、ユーザーから多く寄せられる疑問や困りごとについて解説します。
ルートが途中で消えてしまった・中断された場合の対処
ルートを歩いている最中に、突然画面から青い線が消えたり、計測が中断されたりすることがあります。これは主にGPSの信号が途切れた時に発生します。慌てずに、まずは「一時停止」状態になっていないか確認しましょう。ルート画面を開き、「再開」ボタンを押すことで継続できる場合があります。
もしアプリが強制終了してしまった場合でも、すぐに再起動すれば途中から再開できることがほとんどです。ただし、ルートのラインから大きく外れてしまうと、再開時に「ルートに戻ってください」というメッセージが出ます。青い線が表示されている場所まで戻り、自分のアバターが線の上に重なるように調整してみてください。どうしても復旧しない場合は、残念ながら一度諦めて最初からやり直す必要があります。
ジガルデ・セルが見つからない時のチェックポイント
多くのトレーナーがルートを歩く目的の一つに「ジガルデ・セル」の回収があります。しかし、ルートを完走してもセルが見つからないという声も多いです。ジガルデ・セルは必ず出現するわけではなく、ある程度の確率に基づいたランダム出現である点に注意しましょう。
セルが出現する場合、ルートのゴール地点(終点のポケストップ付近)に緑色の光の粒として現れることが多いです。見逃さないためのコツは、ゴール直前で立ち止まり、周囲をよく観察することです。ゴールしてしまうとセルが消えてしまうこともあるため、残り数メートルの地点で慎重に探しましょう。また、1日に獲得できるセルの数には上限があるため、既に上限に達していないかも確認してください。
ルートを歩いても報酬が受け取れない原因
ルートを最後まで歩ききったのに、完了の報酬がもらえないことがあります。この場合、最も多い原因は「ゴール地点に到達したと判定されていない」ことです。ゴールとなるポケストップのすぐそばまで行き、画面上の「ルートを完了しますか?」というポップアップが表示されるのを待ってください。
また、移動速度が速すぎると(自転車や車など)、歩行としてカウントされず報酬が得られない場合があります。ルート機能はあくまで「歩くこと」を前提としているため、時速10km以下を目安にゆっくり進むことが推奨されます。その他、1日に完了できるルートの回数上限に達している場合も、新しい報酬は得られません。基本的には歩くたびに報酬がもらえますが、過度な周回には制限がかかる可能性があります。
ポケモンGOでルートがない問題を解決して冒険を楽しむためのまとめ
ポケモンGOのルート機能は、いつもの散歩をより楽しく、実りあるものにしてくれる素晴らしいシステムです。もし「ルートがない」と困ったときは、まず自分のトレーナーレベルや端末のGPS設定を見直してみましょう。特に位置情報の「常に許可」設定や、アプリのキャッシュ消去は、多くの不具合を解消する有効な手段となります。
物理的に周囲にルートが存在しない場合は、Campfireアプリを使って少し遠くまで探索範囲を広げてみるか、あるいはレベル37以上であれば思い切って自分でルートを申請してみるのがおすすめです。あなたが作ったルートが、他のトレーナーの助けになるかもしれません。安全なルートを作成し、承認されるのを待つのも楽しみの一つです。
ルート機能に関連するトラブルの多くは、通信環境や設定、あるいは仕様への理解不足からくるものです。この記事で紹介したチェックポイントを一つずつ確認していけば、きっと快適にルートを歩けるようになるはずです。ジガルデの育成や珍しいポケモンとの出会いを目指して、ぜひ今日から新しいルートを探しに出かけてみてください。安全に配慮しながら、充実したポケモンGOライフを楽しみましょう。

