メルカリのおすすめがおかしい?表示の仕組みと好みの商品を表示させる対処法

メルカリのおすすめがおかしい?表示の仕組みと好みの商品を表示させる対処法
メルカリのおすすめがおかしい?表示の仕組みと好みの商品を表示させる対処法
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メルカリを利用していて「最近おすすめに出てくる商品が自分の趣味と全然違う」「一度検索しただけの興味のないものがずっと表示されていておかしい」と感じたことはありませんか。メルカリのタイムラインは非常に便利な機能ですが、時に自分の意図とは異なる動きをすることがあります。

せっかく買い物を楽しもうとしても、興味のない商品ばかりが並んでいると、目当ての品を探すのも一苦労です。実はこのおすすめ機能には、メルカリ独自のアルゴリズムが深く関わっており、ちょっとした操作ミスや過去の行動が影響を与えているケースがほとんどです。

この記事では、メルカリのおすすめがおかしいと感じる原因を詳しく探り、表示を自分好みにリセットするための具体的な手順を解説します。PCやスマホでの操作方法をマスターして、ストレスのない快適なフリマアプリライフを取り戻しましょう。

メルカリのおすすめがおかしいと感じる主な原因

メルカリの「おすすめ」タブに表示される商品は、自動的に選別されています。しかし、ユーザーが「おかしい」と感じるのには明確な理由がいくつか存在します。まずは、なぜ自分の意図しない商品が表示されてしまうのか、その背景にある主な要因を整理してみましょう。

閲覧履歴や検索履歴による影響

メルカリのアルゴリズムにおいて、最も強力な判断材料となるのが「閲覧履歴」と「検索履歴」です。あなたが過去に一度でもクリックした商品や、検索バーに入力したキーワードはすべてシステムに記録されています。たとえそれが「間違えてタップしてしまった商品」であっても、システム側は「このユーザーはこのジャンルに興味があるのだ」と判断してしまいます。

特に、普段見ないような珍しいカテゴリーの商品を一度チェックしただけで、その後数日間にわたってその関連商品がおすすめを埋め尽くすことがあります。これは、システムがユーザーの「最新の関心事」を優先的に表示しようとするためです。短期間に集中して特定のキーワードで検索を行うと、その傾向はさらに顕著になり、本来の好みとはかけ離れた画面構成になってしまうのです。

また、検索履歴については、かなり古いデータが残っている場合もあります。数ヶ月前に一度だけ探したプレゼント用の商品や、一時的なブームで調べたものが、今でもおすすめの基準として使われている可能性があります。このように、過去の何気ない行動が積み重なることで、現在の自分にとっては「おかしい」と感じる表示内容が作られていきます。

「いいね!」をした商品の傾向

メルカリにおける「いいね!」は、単なるブックマーク機能以上の意味を持っています。システムにとっては、ユーザーが最も強く関心を示した「購入意欲の高いシグナル」として扱われます。そのため、複数の商品に「いいね!」を付けると、それらの商品のカテゴリーやブランド、キーワードに基づいた類似商品が優先的にタイムラインへ流れてくるようになります。

問題は、価格比較のためにとりあえず「いいね!」を乱発したり、すでに購入する気がなくなった商品に「いいね!」を残したままにしたりすることです。システムは「いいね!」が解除されない限り、ユーザーがその商品を欲しがっていると認識し続けます。その結果、すでに興味が失せたジャンルの商品がいつまでもおすすめに残り続けるという現象が発生します。

さらに、特定の出品者の商品に繰り返し「いいね!」を付けると、その出品者が新しく出品した際に通知が来たり、おすすめの上位に表示されやすくなったりします。これが自分の趣味に合致していれば便利ですが、たまたま安かったからチェックしただけの場合などは、表示が偏る原因となり「おかしい」と感じる一因になります。

購入済み・売却済み商品のデータ

意外と見落としがちなのが、過去の取引実績です。メルカリは、あなたが「過去に何を購入したか」、そして「どんな商品を出品して売却したか」というデータもおすすめの抽出に利用しています。購入した商品に関連する消耗品や、そのブランドの新作などが提案されるのはこのためです。

しかし、これが裏目に出ることもあります。例えば、一度購入すれば当分必要のない大型家電や家具を買った直後に、同じような家電がおすすめに並ぶことがあります。ユーザーからすれば「もう買ったからいらない」と思うのですが、AIは「この人は家電が好きだ」と学習してしまうのです。売却についても同様で、不用品を整理するために出品したカテゴリーの商品が、なぜかおすすめに表示されるという矛盾が生じることがあります。

このように、取引完了後のデータがいつまでもおすすめに反映されることで、現在のニーズと表示内容にズレが生じます。特に家族に頼まれて代理で購入したものや、一回限りのイベントのために用意した商品のデータが残っていると、自分自身の趣味嗜好とは全く異なるおすすめ画面が出来上がってしまいます。

アプリの不具合やバージョンの古さ

システム側の要因として、メルカリのアプリ自体に一時的な不具合が発生しているケースや、アプリのバージョンが古いためにアルゴリズムが正しく動作していない可能性も考えられます。特定のアップデート後に「急におすすめがおかしくなった」という声が挙がることも珍しくありません。

アプリのバージョンが古いと、最新のレコメンド(推奨)エンジンが適用されず、精度の低い古い基準で商品が表示され続けることがあります。また、スマートフォンのキャッシュ(一時的な保存データ)が溜まりすぎていることで、情報の更新がスムーズに行われず、古い履歴に基づいた表示から切り替わらないといったトラブルも発生しやすいです。

このような場合は、個人の好みの問題ではなく、純粋な「システムトラブル」としての側面が強くなります。通信環境が不安定な場所でアプリを使用している際にも、データの読み込みエラーによって、本来表示されるべきではない汎用的な(誰にでも当てはまるような)人気商品ばかりが表示されることがあります。これが普段のパーソナライズされた画面と異なるため、違和感を抱く原因となります。

メルカリのアルゴリズムがおすすめを表示する仕組み

なぜメルカリのおすすめがあれほどまでに「おかしい」と感じるほど執拗なのか、その裏側にある仕組みを理解しておくと対策が立てやすくなります。メルカリは高度なAIを用いて、数億点を超える商品の中からユーザーに最適な一品を提案しようとしています。ここではそのロジックの基本を紐解いてみましょう。

ユーザーの行動ログに基づいた自動選定

メルカリのAIは、アプリ内でのあらゆる挙動を「行動ログ」として蓄積しています。どの商品詳細ページを何秒間眺めたか、どの画像をスワイプして確認したか、コメント欄をチェックしたかといった細かなアクションまでがスコア化されています。これにより、ユーザー自身も気づいていないような潜在的な好みを分析しようとします。

この仕組みの厄介な点は、「ネガティブな興味」を判別しにくいことです。例えば、「あまりにも変なデザインだから気になって見てしまった」という場合でも、AIは「このデザインを長時間見た=好きである」と解釈してしまいます。この情報のミスマッチが、おすすめがおかしいと感じる最大の要因です。AIは人間の感情や皮肉を理解せず、数値化された滞在時間やクリック数のみを信じて動いています。

また、行動ログはリアルタイムで反映されるため、今さっき見たばかりのものが数分後にはおすすめのトップに反映されることもあります。このスピード感は便利である反面、一度のミス操作による「汚染」が即座に画面全体へ広がってしまうという脆さも持ち合わせています。現在のメルカリは、とにかく「今のあなた」にフォーカスする仕組みを採用しています。

関連キーワードとカテゴリの紐付け

商品が出品される際、出品者は「カテゴリー」を選択し、「商品名」や「説明文」を記載します。メルカリのシステムは、これらの情報をキーワードとして抽出し、膨大なデータベースの中で関連付けを行っています。あなたが「キャンプ」と検索すれば、アウトドア用品だけでなく、関連する衣類や調理器具、さらにはブランド名までを網羅しておすすめに組み込みます。

この紐付けは非常に広範囲に及びます。例えば「スニーカー」を頻繁にチェックしていると、靴そのものだけでなく、靴紐やシューケア用品、さらにはそのスニーカーに合うストリートファッションの服までが提案されるようになります。システムが「関連性が高い」と判断する範囲が広すぎる場合、ユーザーにとっては「頼んでいないものまで出てくる」という感覚に繋がります。

特にブランド名などは強力なトリガーとなります。特定のハイブランドを一度検索すると、そのブランドの全カテゴリー(バッグ、財布、香水など)がおすすめの対象となり得ます。キーワードの網を広げすぎることで、結果的に情報の精度が下がり、無関係なものが混じっているように見えてしまうのです。

類似ユーザーの好みを反映する仕組み

メルカリでは「協調フィルタリング」と呼ばれる手法が取り入れられていると考えられます。これは、「あなたと似たような行動をとっている他のユーザー」が興味を持っている商品を、あなたにも勧める仕組みです。例えば、AさんとBさんが共に「カメラ」と「レンズ」をチェックしていた場合、Aさんが新たに「三脚」を購入すると、Bさんの画面にも「三脚」がおすすめとして表示されるようになります。

この仕組みのメリットは、自分では思いつかなかった便利なアイテムに出会えることです。しかし、デメリットとしては「自分はそこまで求めていない」領域までおすすめが浸食してくることです。似ているとされるユーザーがたまたま別の趣味を持っていた場合、そのノイズが自分の画面にも反映されてしまいます。

「自分はこんなもの検索していないのに、なぜかおすすめに出てくる」という現象の多くは、この類似ユーザーからの影響です。メルカリのユーザー層は非常に広いため、属性が近いと判断されたグループの中で流行っているものが、個人の好みを無視して流れてくることがあるのです。これはシステムが「予測」を行っているがゆえの弊害と言えるでしょう。

リアルタイム性の重視と更新頻度

メルカリのおすすめは、常に最新の状態に保たれるよう設計されています。朝に見た画面と夜に見た画面では、並んでいる商品がガラリと変わっているはずです。これは、メルカリが「常に新しい発見がある場所」であることを目指しているためで、情報の鮮度が非常に重視されています。

しかし、この高い更新頻度が仇となることもあります。自分がじっくり検討したいと思っていた商品が、新しい(しかし興味のない)商品に押し流されてすぐに見当たらなくなってしまうことがあります。また、頻繁に画面を更新することで、システムが「もっと新しい提案をしなければ」と焦り、結果として精度の低い商品を無理やり差し込んでくるような挙動を見せることもあります。

メルカリのアルゴリズムは、「売れやすい商品」や「出品されたばかりの商品」を優先的に露出させる傾向もあります。そのため、自分の好みとは関係なく、今まさにメルカリ全体で注目されているトレンド商品が無理やり割り込んでくることがあり、これが「おすすめがおかしい」という違和感に拍車をかけています。

おかしいおすすめ表示をリセット・改善する方法

「おすすめがおかしい」と感じたまま使い続けるのはストレスです。幸いなことに、メルカリにはユーザー自身の操作で表示内容を修正・リセットする方法がいくつか用意されています。以下の手順を試して、アルゴリズムに「今の本当の好み」を再学習させていきましょう。

おすすめを改善するための基本ステップ

1. 検索履歴・閲覧履歴を削除して過去のデータをリセットする

2. 不要な「いいね!」を解除して関心度を整理する

3. 興味のあるキーワードで再検索を行い、好みを上書きする

4. アプリのキャッシュを削除し、最新の状態に更新する

検索履歴と閲覧履歴の削除手順

最も直接的で効果があるのが、蓄積された履歴の削除です。メルカリの検索窓をタップすると、過去に検索したキーワードが一覧で表示されますが、これらを個別に、または一括で削除することができます。不要なキーワードを消すことで、その単語に基づいたおすすめの生成を止めることができます。

閲覧履歴についても同様です。マイページから「いいね!・閲覧履歴」を選択し、最近見た商品を確認してみましょう。そこに「おかしい」と感じる原因となった商品があれば、履歴から削除するか、あるいは単に放置せずに新しい興味のある商品をたくさん閲覧することで、古い履歴の優先順位を下げることができます。

完全にリセットしたい場合は、「検索履歴のクリア」を行うのが一番の近道です。これにより、AIが参照する直近のデータが真っさらになり、これまでの偏ったおすすめが解消されやすくなります。削除した直後は一般的な人気商品が表示されるようになりますが、そこから自分の好きなものを検索し直せば、理想的な画面に近づいていきます。

不要な「いいね!」を整理する

「いいね!」リストを一度見直してみることも重要です。自分では忘れていても、過去に付けた「いいね!」がアルゴリズムに強い影響を与え続けていることがよくあります。数ヶ月前の商品や、すでに売り切れていて再入荷の見込みがないものなどは、積極的に解除していきましょう。

特に、自分が「おかしい」と感じているジャンルの商品に「いいね!」が残っていないか入念にチェックしてください。もし見つかった場合は、その「いいね!」を外すことで、システムに対して「このジャンルにはもう興味がない」という明確な拒絶の意思表示をすることになります。

逆に、今本当に欲しいもの、常にチェックしたいものについては、積極的に「いいね!」を付け直すと効果的です。古い興味を捨てて新しい興味を登録するこの作業は、アルゴリズムのクリーニングとして非常に有効です。「いいね!」リストを定期的にメンテナンスする習慣をつけると、おすすめの精度を高く保つことができます。

別のキーワードで検索して上書きする

アルゴリズムは常に最新の行動を重視します。この特性を利用して、意図的に「好みの行動」を大量に発生させることで、おかしい表示を力技で上書きすることが可能です。これを「興味の塗り替え」と呼びます。

やり方は簡単です。自分が本当に好きなブランドやカテゴリーのキーワードをいくつか選び、それらを繰り返し検索して、出てきた商品をいくつかタップして詳細を確認するだけです。これを10分〜20分程度集中して行うと、メルカリのAIは「おっと、このユーザーの趣味が変わったようだ」と認識し、おすすめの内容を急激に書き換え始めます。

この際、ただ検索するだけでなく、商品の写真を最後までスワイプしたり、説明文を読んだりして、「滞在時間」を稼ぐのがポイントです。AIは滞在時間が長いものをより強い興味とみなすため、より早くおすすめ画面を自分好みに染め上げることができます。嫌な表示が消えるまで、好きなものを積極的に「踏んで」いきましょう。

アプリのキャッシュ消去と再起動

設定や履歴をいじっても改善されない場合は、物理的なデータの問題を疑いましょう。スマートフォンの設定画面からメルカリアプリを選択し、「キャッシュの消去」を行ってみてください。キャッシュとは表示速度を上げるための一時的なデータですが、これが古いままだと、設定を変更しても画面が更新されないことがあります。

キャッシュを削除しても、ログイン情報や出品データが消えることはありませんので安心してください。あくまで「表示用の一時ファイル」を掃除するだけです。

キャッシュ削除後は、アプリを一度完全に終了(タスクキル)させ、スマートフォン本体を再起動することをおすすめします。これにより、メモリがリフレッシュされ、メルカリのサーバーから最新のおすすめデータが正しくダウンロードされるようになります。アプリのアップデートが来ている場合は、このタイミングで必ず最新版にしておくことも忘れないでください。

不具合が原因でおすすめがおかしくなっていた場合、この再起動作業だけでコロッと正常に戻ることも珍しくありません。「色々試したけれどダメだった」という方は、基本に立ち返ってデバイスのメンテナンスを行ってみましょう。

PC版とスマホ版でメルカリの表示が変わる理由

メルカリをPC(ブラウザ)とスマホアプリの両方で使っていると、おすすめの内容が微妙に違っていたり、片方だけがおかしいと感じたりすることがあります。これは、デバイスごとに情報の扱い方や表示の仕組みが異なるために起こる現象です。

デバイスごとのログイン状況の同期

基本的には、同じアカウントでログインしていれば履歴は同期されます。しかし、PC版でログインせずに商品を閲覧したり検索したりした場合、その行動はアカウントには紐付きません。その後ログインしても、非ログイン時の行動データが反映されるまでにタイムラグが生じたり、あるいは完全に無視されたりすることがあります。

逆に、スマホで一生懸命履歴を消しても、PC版でブラウザの自動保存機能などが働いていると、古い検索キーワードが残り続けてしまうことがあります。このように、デバイス間でのデータの同期ズレが、表示の違和感を生む原因となります。複数の端末を使っている場合は、それぞれの端末で履歴の管理を行う必要があります。

また、PC版メルカリはスマホアプリ版に比べて機能が制限されている部分があります。おすすめの表示アルゴリズムも、PCの大画面に適した形式(一度に大量の商品を見せる形式)になっており、スマホアプリの「縦に流れる」形式とはAIの優先順位が少し異なる場合があることも覚えておきましょう。

ブラウザのクッキー(Cookie)の影響

PCでメルカリを利用する場合、大きな影響を与えるのが「Cookie(クッキー)」です。これはブラウザが訪問したサイトの情報を保存する仕組みですが、メルカリはこのCookieを利用して、ユーザーがどのような商品に興味を持ったかを追跡しています。

アプリ版の履歴を削除しても、PCブラウザ側のCookieが残っていると、再度PCでアクセスした際に「以前見ていた商品」が優先的に表示されることがあります。これが「アプリでおすすめを直したのに、PCで見るとまだおかしい」という状態を作り出します。

PC版の表示をスッキリさせたい場合は、メルカリ内の設定だけでなく、ブラウザ自体の閲覧履歴やCookieの削除を試すのが有効です。ただし、Cookieを消すと他のサイトの自動ログインなども解除される場合があるため、メルカリのサイトデータのみを狙って削除するなどの工夫が必要です。これがPC特有の「おすすめがしつこい」現象の解決策となります。

画面レイアウトと表示アルゴリズムの差

スマホアプリは限られた画面内に1〜2列で商品を表示しますが、PC版は4〜5列で一気に表示されます。この視覚的な情報の密度の違いが、おすすめに対する印象を大きく変えます。PC版では一度に目に入る情報量が多いため、一つでも「おかしい」商品が混ざっていると、それが非常に目立って感じられるのです。

また、メルカリ側もデバイスによって「ユーザーの利用目的」が異なると想定している節があります。スマホは「隙間時間のチェック」、PCは「じっくり比較・検討」という傾向があるため、PC版ではより過去の比較履歴に基づいた、関連性の高い(とAIが思う)商品がしつこく表示される傾向にあります。

表示順位についても、スマホ版では新着順の要素が強く出やすいのに対し、PC版では広告枠や注目の商品などがより目立つ位置に配置されることがあります。このように、UI(ユーザーインターフェース)の設計思想の違いが、私たちユーザーに「おすすめの精度が違う」と感じさせる要因となっています。

特定の商品がしつこく表示される時の対策

「この商品、もういらないって言っているのに何度も出てくる!」といった特定の商品に対する悩みは多いものです。ここでは、ピンポイントで特定ジャンルや特定の商品を排除し、おすすめの精度をさらに一段階引き上げるためのテクニックを紹介します。

特定の商品を消すには、受け身の姿勢ではなく、システムに対して積極的に「不要」のサインを送ることが大切です。

興味のない商品の「非表示」機能の活用

メルカリのタイムライン上で、興味のない商品の右下などにある「三点リーダー(…)」メニューをタップしたことはありますか。ここには、その商品を「興味がない」として報告したり非表示にしたりする選択肢が表示されることがあります。これを使うのが、AIに対する最も直接的なフィードバックになります。

「この商品の表示を減らす」といったボタンを選択することで、AIはその商品単体だけでなく、そのカテゴリー全体のスコアを下げます。ただ無視してスクロールするよりも、このひと手間を加える方が学習効率は圧倒的に高まります。おかしいと感じる商品を見つけたら、すぐに消し去るつもりで操作しましょう。

ただし、この機能はすべての商品やユーザーに常に表示されているわけではありません。表示されていない場合は、前述した「履歴の削除」や「上書き検索」を組み合わせて対処する必要があります。もし使える状態であれば、これ以上ない強力なツールとなりますので、積極的に活用してみてください。

特定の出品者をブロック・フォロー解除

おすすめがおかしいと感じる原因が「特定の人」にある場合もあります。例えば、大量に同じような商品を出品しているプロの業者や、自分の趣味と少しだけズレている出品者の商品ばかりが流れてくるケースです。この場合、個別の商品に対処するよりも、その「出品者」そのものに対処するのが効率的です。

もしその出品者をフォローしているなら、まずはフォローを解除しましょう。フォローしている人の新着商品はおすすめに最優先で表示されます。特にフォローしていないのによく出てくる場合は、残念ながら「ブロック」機能を使うのも一つの手です。ブロックした出品者の商品は、検索結果やおすすめから除外される仕組みになっています。

あまりにも同じ出品者の商品が画面を占領して不快な思いをしているのであれば、ブロックによって強制的に視界から消すことで、おすすめの風通しがぐっと良くなります。フリマアプリは快適に買い物を楽しむための場所ですから、自分に合った環境作りを優先して構いません。

カテゴリ検索を多用して精度を高める

おすすめの精度を高く保つための長期的な対策は、検索の仕方を工夫することです。曖昧なフリーワード検索ばかりをしていると、AIもユーザーが何を求めているのか混乱してしまいます。そこで推奨されるのが、「カテゴリー絞り込み」を積極的に使うことです。

カテゴリーを指定して検索を行うと、AIはそのカテゴリーを「正確なターゲット」として認識します。例えば「椅子」と検索するよりも、「家具・インテリア > 椅子 > デスクチェア」と階層を辿って検索する方が、AIはあなたの興味をより深く理解します。これにより、おすすめ画面に流れてくる商品の関連性が、より専門的で純度の高いものに変化していきます。

また、検索条件を保存(保存した検索条件)しておくことも、おすすめの質を安定させるのに役立ちます。自分が常にチェックしたい条件を明確にしておくことで、AIが「この人はこの条件以外はあまり興味がないのだな」と学習しやすくなるためです。場当たり的な検索を減らし、意図を持った検索を増やすことが、おかしいおすすめを脱却する最終的な解決策となります。

まとめ:メルカリのおすすめがおかしい状態を解消して快適に使おう

まとめ
まとめ

メルカリのおすすめがおかしいと感じる現象は、決してあなたの操作ミスだけが原因ではなく、高度すぎるAIアルゴリズムの性質やデータの蓄積によって引き起こされるものです。過去の些細な閲覧履歴や「いいね!」、そして類似ユーザーの動向などが複雑に絡み合い、今のあなたの画面を作り出しています。

もし表示に違和感を覚えたら、まずは検索履歴や閲覧履歴をリセットし、不要な「いいね!」を整理することから始めてみてください。それでも改善しない場合は、好きなキーワードで集中的に検索を行ってAIの学習を「上書き」したり、アプリのキャッシュ削除や再起動を試したりするのが効果的です。

最後に、この記事で紹介した対策ポイントを振り返りましょう。

対策内容 期待できる効果
履歴の削除 過去の不要な興味データをリセットし、表示を真っさらにする
「いいね!」の整理 現在進行形の関心事をAIに正しく伝え、精度を高める
上書き検索 最新の行動データを優先させ、おすすめを自分好みに染め変える
デバイスのメンテ キャッシュ削除や再起動でシステムの不整合や不具合を解消する
非表示・ブロック ノイズとなる特定の商品や出品者を物理的に排除する

メルカリは、自分だけのお気に入りを見つける楽しさが醍醐味のツールです。おすすめ機能に振り回されるのではなく、こちらから意図的にアクションを起こしてアルゴリズムをコントロールしていきましょう。適切なメンテナンスを行えば、メルカリの画面は再びあなたにとって魅力的な「宝の山」へと変わるはずです。

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