Windows10でWiFiが表示されない時の解決策!消えたアイコンを復活させる手順

Windows10でWiFiが表示されない時の解決策!消えたアイコンを復活させる手順
Windows10でWiFiが表示されない時の解決策!消えたアイコンを復活させる手順
PC本体・ネット・ブラウザ

Windows 10を使っていて、突然ネットが繋がらなくなったり、右下のタスクバーにあるはずのWi-Fiアイコンが消えて困ったことはありませんか。昨日まで普通に使えていたのに、いざ作業を始めようとしたら接続先すら出てこないというトラブルは、非常にストレスが溜まるものです。

「Windows 10でWiFiが表示されない」というトラブルは、実は設定ミスからドライバーの不具合まで、さまざまな原因が考えられます。パソコンの故障を疑う前に、まずは自分でできる簡単な設定変更やチェックを行うことで、多くの場合、自分自身で元の状態に戻すことが可能です。

この記事では、Windows 10でWi-Fiが表示されなくなった時の原因と、初心者の方でも分かりやすい解決手順を徹底的に解説します。一つずつ順番に試していけば、きっと快適なインターネット環境を取り戻せるはずです。困った時のチェックリストとしてぜひ活用してください。

Windows10でWiFiが表示されない時にまず確認すべき基本設定

インターネットの設定以前に、Windows 10のシステム上で「Wi-Fi機能そのもの」がオフになっているケースは意外と多いものです。まずは、誰でもすぐに確認できる基本的な項目からチェックしていきましょう。

機内モードがオンになっていないか確認する

Windows 10には、飛行機内などで通信を一切遮断するための「機内モード」という機能があります。これが何らかの拍子にオンになっていると、Wi-Fiの電波を掴むことができず、ネットワーク一覧にも表示されなくなります。

確認方法は非常に簡単です。タスクバーの右端にある「アクションセンター(吹き出しのようなアイコン)」をクリックして、青くなっている「機内モード」のパネルがないか見てみましょう。もし機内モードがオン(青色)になっていれば、それをクリックしてオフ(灰色)に切り替えてください。

ショートカットキーを無意識に押してしまい、機内モードになってしまうこともあります。ノートパソコンの場合は、キーボードの「Fn」キーと「飛行機マークのついたキー」を同時に押すことで、機内モードの切り替えが可能です。まずはここを真っ先に確認しましょう。

パソコン本体の物理スイッチやショートカットを確認する

最近のノートパソコンでは減ってきましたが、少し古いモデルや法人向けの端末には、本体の側面や前面に「ワイヤレス通信の物理スイッチ」が付いていることがあります。掃除中や持ち運びの際に、このスイッチが「OFF」になってしまうことが原因かもしれません。

スイッチが見当たらない場合は、キーボードの上部に注目してください。Wi-Fiの電波を模したアイコンが描かれたキーがあるはずです。メーカーによっては、このキー単体、もしくは「Fn」キーとの組み合わせでWi-Fiのオン・オフを制御しています。

もし物理スイッチや専用キーでWi-Fiが切断されている場合、Windowsの設定画面でいくら操作してもWi-Fiは有効になりません。本体のランプが消灯していないか、スイッチがスライドしていないかを物理的に確認することが解決への近道です。

Windowsの設定メニューからWi-Fi機能の状態を見る

アクションセンターにアイコンすら出てこない場合は、設定画面から直接Wi-Fiの状態を覗いてみましょう。「スタートボタン」をクリックし、歯車マークの「設定」を開きます。そこから「ネットワークとインターネット」を選択してください。

左側のメニューに「Wi-Fi」という項目があるか確認してください。もし表示されていれば、右側のスイッチが「オン」になっているか確かめます。オフになっている場合は、スイッチをクリックしてオンに切り替えてみましょう。

もしこのメニュー自体に「Wi-Fi」という文字が存在しない場合は、WindowsがWi-Fiを動かすための装置(アダプター)を認識していない可能性が高いです。その場合は、次のセクションで解説するデバイスマネージャーの確認が必要になります。

チェックポイント

・機内モードはオフになっているか?

・ノートPC側面の物理スイッチがオンか?

・Windowsの設定に「Wi-Fi」の項目があるか?

ネットワークアダプターの状態を確認してトラブルを解消する

基本的な設定に問題がない場合、次に疑うべきはパソコン内部の「ネットワークアダプター」です。これはWi-Fiの電波を送受信するための部品を動かすソフトウェア的な「窓口」のようなものです。

デバイスマネージャーでネットワークアダプターを有効にする

Windows 10がWi-Fiアダプターを正しく認識していないと、設定画面にWi-Fiの項目すら現れません。まずは「デバイスマネージャー」を開いて、アダプターがどのような状態にあるかを確認しましょう。

スタートボタンを右クリックして「デバイスマネージャー」を選択します。一覧の中から「ネットワーク アダプター」という項目を探し、左側の矢印をクリックして中身を展開してください。ここに「Wireless」や「Wi-Fi」、「802.11」といった名称のアダプターが表示されているはずです。

もしアダプターのアイコンに「下向きの矢印」が付いている場合は、そのデバイスが無効化されています。右クリックして「デバイスを有効にする」を選択してください。これでWi-Fi機能が復活し、タスクバーにアイコンが表示されるようになります。

ネットワークドライバーを最新版に更新する

ネットワークアダプターは表示されているものの、正常に動作していない場合は、ドライバーに問題があるかもしれません。ドライバーとは、OSが周辺機器を動かすための命令書のようなプログラムです。これが古いと、最新のWindows Updateに対応できず不具合を起こすことがあります。

デバイスマネージャーでWi-Fiアダプターを右クリックし、「ドライバーの更新」を選択してみましょう。「ドライバーを自動的に検索」を選び、最新のものが見つかればインストールされます。ただし、ネットに繋がっていない状態では検索ができないため、有線LANで繋ぐか、スマホなどでダウンロードしたファイルをUSBメモリ等で移す必要があります。

また、ドライバー名に「!」マーク(黄色い三角)が付いている場合は、ドライバーのファイルが破損している可能性が高いです。この場合は、一度「デバイスのアンインストール」を行い、パソコンを再起動することで、Windowsが標準のドライバーを自動で再設定してくれるのを待ちましょう。

ネットワークアダプターの再起動(無効化と有効化)

一時的な読み込みエラーによってWi-Fiが動作しなくなることは珍しくありません。このような場合は、アダプターを一度「眠らせてから起こす」という操作が有効です。これは設定の「ネットワーク接続」画面から行うことができます。

「コントロールパネル」から「ネットワークと共有センター」を開き、「アダプターの設定の変更」をクリックします。表示されたWi-Fiアイコンを右クリックして「無効にする」を選択してください。アイコンがグレーアウトしたら、数秒待ってから再び右クリックし、「有効にする」を選びます。

この操作により、ネットワークカードの通信が一度リセットされ、システムとの接続がやり直されます。ルーターの再起動と同様、パソコン内部の通信経路をリフレッシュする効果があるため、原因が不明なトラブルの際によく使われる解決手段です。

ネットワークアダプターの名前はメーカーによって異なります。多くは「Intel(R) Wireless-AC」「Realtek RTL〜」などの名前がついているので、それらを探してみてください。

システムの設定やサービスの動作を見直す方法

設定やドライバーに問題がなくても、Windows 10のシステム上で必要なサービスが止まっていると、Wi-Fiは正常に表示されません。ここでは、少し深い部分にあるシステム設定を見直していきましょう。

WLAN AutoConfigサービスが実行中か確認する

Windows 10には、Wi-Fiの接続をバックグラウンドで管理している「WLAN AutoConfig」という重要なサービスがあります。このサービスが停止していると、Wi-Fi電波をスキャンすることができなくなり、接続先が一つも表示されません。

キーボードの「Windows」キーと「R」キーを同時に押し、「services.msc」と入力して実行します。サービスの一覧が表示されるので、一番下の方にある「WLAN AutoConfig」を探してください。この状態が「実行中」になっていれば正常です。

もし「停止」や「空白」になっている場合は、右クリックして「開始」を選択してください。また、今後パソコンを起動するたびに自動で動くよう、プロパティからスタートアップの種類を「自動」に変更しておくことを強くおすすめします。

電源プランの設定で省電力機能を解除する

ノートパソコンを使用している場合、バッテリーを長持ちさせるための「省電力設定」がWi-Fiの動作を邪魔していることがあります。パソコンが「Wi-Fiを休止させて電力を節約しよう」と判断してしまい、通信が途切れたりアイコンが消えたりする現象です。

コントロールパネルの「電源オプション」から、現在使用しているプランの「プラン設定の変更」を選び、「詳細な電源設定の変更」をクリックします。「ワイヤレスアダプターの設定」内にある「省電力モード」を確認してみましょう。

ここで「最大パフォーマンス」以外が選択されている場合は、バッテリー駆動時・電源接続時の両方を「最大パフォーマンス」に変更してみてください。これにより、Windowsが勝手にWi-Fiの電源を落とすことがなくなり、安定して表示されるようになる可能性があります。

ネットワーク設定のリセットを実行する

あらゆる設定を見直しても直らない場合、ネットワークに関する設定をすべて購入時の状態まで「初期化」する機能がWindows 10には備わっています。これはOSレベルでネットワーク環境をリフレッシュする最終手段の一つです。

「設定」アプリから「ネットワークとインターネット」を選び、一番下にある「ネットワークのリセット」をクリックします。「今すぐリセット」を押すと、パソコンが自動的に再起動され、すべてのネットワークアダプターが再インストールされます。

この操作を行うと、これまで保存していたWi-Fiのパスワード(セキュリティキー)や、VPNの設定、仮想スイッチの設定などがすべて消去されます。リセット後は再度Wi-Fiのパスワードを入力し直す必要があるため、事前にルーターの裏側のシールなどでパスワードを確認しておきましょう。

ネットワークのリセットを実行すると、再起動まで約5分の猶予時間が与えられます。作業中のファイルがある場合は、必ず保存を済ませてからリセットを開始してください。

周辺機器やWindows Updateが原因の場合の対処

Windows 10側に問題がなくても、外部要因でWi-Fiが表示されない、あるいは繋がらないように見えることがあります。ここではルーターなどのハードウェアや、OS自体のアップデートに関わる対策を紹介します。

ルーターやモデムの再起動を試みる

パソコンの画面にSSID(Wi-Fiの名前)が全く出てこない場合、実は原因はパソコンではなくルーター側にあるかもしれません。ルーターも一種のコンピューターですので、長時間稼働させていると内部でエラーが溜まり、電波を正しく飛ばせなくなることがあります。

対処法は極めてシンプルで、ルーターの電源プラグをコンセントから抜き、1分ほど放置してから再度差し直すだけです。完全に起動するまで数分かかりますが、これによりルーターのメモリがリフレッシュされ、パソコン側で再びWi-Fiを検知できるようになるケースが非常に多いです。

もし家族のスマホや他のパソコンではWi-Fiが繋がっているのに、自分のWindows 10だけ表示されないという場合は、ルーターとパソコンの相性やチャンネル干渉が起きている可能性があります。ルーターの再起動は最も基本的かつ強力な解決策です。

Windows Updateで最新の修正プログラムを適用する

Windows 10のアップデート後にWi-Fiが消えた、あるいは逆に長期間アップデートをしていないことが不具合の原因になることもあります。Microsoftは定期的に通信トラブルを修正するパッチを配信しているため、システムを最新の状態に保つことが重要です。

もしWi-Fiが使えずネットに繋がらない場合は、一時的にスマートフォンをUSBで繋いで「USBテザリング」を行うか、有線LANケーブルを直接パソコンに挿して通信を確保してください。その後、「設定」の「Windows Update」から「更新プログラムのチェック」を行います。

オプションの更新プログラムとして「ドライバー更新プログラム」が表示されている場合は、そちらも確認してください。ネットワークアダプターの最新ドライバーが配信されていることがあり、それを適用することで嘘のように問題が解決することがあります。

高速スタートアップを無効にして再起動する

Windows 10には「高速スタートアップ」という、起動を早くするための機能が標準で有効になっています。しかし、この機能が原因でシャットダウン時にハードウェアの状態が正しく保存されず、次回の起動時にWi-Fiデバイスが誤作動を起こすことが知られています。

一度「再起動」を試してみてください。Windowsの再起動は、シャットダウンとは異なり高速スタートアップを介さずにシステムを完全に初期化して立ち上げ直します。もし再起動で直るようであれば、根本的な解決のために高速スタートアップをオフにするのが良いでしょう。

コントロールパネルの「電源ボタンの動作を選択する」から、「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックし、「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外します。これで、電源を切るたびにハードウェアがリフレッシュされるようになり、Wi-Fiの認識ミスを防ぐことができます。

対処法 期待できる効果
ルーター再起動 ルーター側の不具合や電波の詰まりを解消
Windows Update OS側のバグ修正や最新ドライバーの適用
高速スタートアップ無効 起動時のハードウェア認識エラーの防止

それでも直らない場合に試したい高度な修復手順

これまでの手順をすべて試してもWi-Fiアイコンが表示されない場合、Windowsのシステムファイルが深く傷ついているか、あるいはパソコンの部品自体が物理的に故障している可能性を考える必要があります。

システムファイルチェッカー(SFC)で修復を試みる

Windows 10のシステムファイルの一部が壊れていると、ネットワーク機能が正常にロードされないことがあります。これをOS自身にチェックさせて、必要であれば自動的に修復してもらうのが「システムファイルチェッカー」という機能です。

「コマンドプロンプト」を管理者として実行します。スタートメニューの検索欄に「cmd」と入力し、右クリックして「管理者として実行」を選んでください。黒い画面が表示されたら、「sfc /scannow」と入力してエンターキーを押します。

スキャンが始まると数分から数十分かかりますが、破損したファイルが見つかれば自動で修復が行われます。終了後に「Windows リソース保護により、破損したファイルが見つかりましたが、それらは正常に修復されました」と表示されたら、パソコンを再起動してWi-Fiが復活しているか確認しましょう。

BIOSの設定でワイヤレス機能が有効か確認する

Windowsが起動する前の段階である「BIOS(バイオス)」または「UEFI」という設定画面で、Wi-Fiチップ自体がオフに設定されているケースがあります。これはOS側の設定をいくら変えても効果がないため、非常に厄介なパターンです。

パソコンの電源を入れた直後、メーカーロゴが出ている間に「F2」キーや「Delete」キー(機種により異なる)を連打してBIOS画面に入ります。設定項目の中に「Wireless」「Network」「Onboard Device Configuration」といった名前のメニューを探してください。

その中の「WLAN」や「Wireless LAN」が「Disabled(無効)」になっていれば、それを「Enabled(有効)」に切り替えます。設定を保存して終了(F10キーが多い)すると、Windowsが起動した際にWi-Fiアダプターが物理的に通電し、正しく認識されるようになります。

外付けのWi-Fi子機(USBアダプター)を試す

もし上記すべての方法を試してもWi-Fiが認識されない場合、残念ながらパソコンに内蔵されているWi-Fiチップそのものが故障している可能性があります。修理に出すと高額な費用がかかりますが、安価に解決する方法があります。

それが「USB型のWi-Fi子機」を利用することです。家電量販店やネット通販で1,000円〜2,000円程度で販売されている、USBメモリのような形の製品です。これをパソコンのUSBポートに挿すだけで、内蔵チップを使わずに外付けデバイスとしてWi-Fi通信ができるようになります。

USB子機を挿せば、Windows 10が新しいネットワークアダプターとして自動で認識し、消えていたWi-Fi設定が再び現れます。内蔵チップの故障を完全に特定できなくても、この方法なら手軽かつ確実にインターネット環境を復活させることができるため、最後の手段として非常におすすめです。

最終的な判断基準

・SFCスキャンで異常なしと出るか?

・BIOSでWirelessがEnabledになっているか?

・USB子機を挿してWi-Fiが使えるようになるか?

これらを確認して、ソフトウェアの問題かハードウェアの故障かを切り分けましょう。

Windows10でWiFiが表示されない問題を解決して快適にネットを使おう

まとめ
まとめ

Windows 10でWi-Fiが表示されないトラブルは、多くの場合、単純な設定ミスやドライバーの不具合、一時的なシステムの不整合が原因です。機内モードの確認やデバイスマネージャーでの設定変更、そしてネットワークのリセットといった手順を一つずつ冷静に試していくことが、解決への確実な道となります。

まずは「設定」や「機内モード」といった表面的な部分から確認し、次に「ドライバー」や「サービス」といった内部の仕組みをチェックしていきましょう。それでも改善しない場合は、ルーターの再起動や高速スタートアップの無効化など、周辺環境や起動プロセスの見直しが有効です。

もしどうしても内蔵のWi-Fi機能が復活しない場合でも、USB型のWi-Fi子機を利用すれば安価かつ即座にネット環境を取り戻せます。パソコントラブルは焦りがちですが、今回紹介したステップを順を追って実行し、快適なインターネットライフを再開させてください。

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